消えゆく有人ガソリンスタンド

地方は車がないと生活できないと言われるが、私が住んでいるところもご多分に漏れず車社会。今や車がない世帯はほとんどなく、2台・3台ある家庭も多いのではないだろうか。
うちの会社の通勤事情を見ても、ほとんどが車通勤で、車は必要不可欠といっても過言ではないだろう。
 
車といえば、電気自動車がもてはやされているが、少なくとも私のまわりで電気自動車を運転している人は皆無。まだまだガソリン車がほとんどで、都度給油をしながら車を使用している。
 
そんな感じなので、まだまだガソリンスタンドの需要はありそうなのだが、ここ数年で有人のガソリンスタンドがどんどんと姿を消している。
先日も生活圏内唯一の有人ガソリンスタンドが閉店してしまった。セルフのガソリンスタンドはあちこちあるのだが、有人ガソリンスタンドはない。正直、セルフで入れるのはめんどうくさいので、これからどうしようか思案しているところである。
いわゆる街中のガソリンスタンドはほぼほぼセルフに置き換わっている印象。需要自体はあるが、コスト構造を考えると、有人では採算が悪いのだろう。
一方で、ちょっと街中から外れているガソリンスタンドは依然として有人のものが多い。セルフのガソリンスタンドに変えるだけの面積がなく、残存者利益もあるので、設備投資せずに行けるところまで行こうという感じか。こういったガソリンスタンドは設備の更新時期には廃業する可能性もあるので、有人ガソリンスタンドはますます減っていくものと思われる。
 
さて、有人ガソリンスタンドがなくなって、私自身どうするか。
方法は2つ。
1つは、少々めんどうくさいが、近くのセルフのガソリンスタンドで入れるか。
有人ガソリンスタンドだと、スマホアプリの楽天ポイントなどを入れることができなかったり、わざわざ頼むのがめんどうだったが、セルフのスタンドであれば、問題なくポイントを集められるので、そこをモチベーションに行きつけのセルフスタンドを探してみるのもいいかもしれない。
 
もう1つは、ちょっと遠出をしたときに、有人ガソリンスタンドで入れる。
上述したように、幹線道路からちょっと外れた田舎のガソリンスタンドはまだ有人のところが多いし、また高速道路のガソリンスタンドは有人のところがほとんどなので、こういったところでこまめに入れるのも悪くないだろう。
 
現実的には、両方でやっていくことになるのと思われるので、まずは家の近くで出入りしやすそうな行きつけのセルフのガソリンスタンドを探してみたいと思う。
 
ということで、有人ガソリンスタンドがなくなってきている、という話でした。