息子の保育園の卒園式で思ったこと

この週末、息子の保育園の卒園式があった。
2022年に12月からお世話になり、1年4ヶ月の通園だったが、けっこう長かったなあ、というのが正直な感想である。
この間、いろいろあったなということを思い出し、不覚にも涙を流してしまった。泣きながら先生方にお礼をして、保育園を後にした。
 
さて、今回の卒園式でのことや思ったことがいくつかあったので、ここでまとめておきたいと思う。
まず1つめ。
今回の卒園式に限らず、息子が通った保育園では年に何回か運動会やクリスマス会といったイベントがあり、その前日は早めに迎えに来てほしいという打診があり、正直もやもやしたことがあった。
保育園の目的は託児であり、イベントの準備のためにその機能が一部が失われるのは本末転倒ではないかと思ったからである。
子どもに関する機関やサービスは主に、教育と託児というの機能がある。年齢が上がるにつれ、教育にかかる比重が上がってくると思われるが、少なからずそこには託児という機能も存在している。習い事やスポーツ少年団活動など、親としてはその間子どもの面倒を見なくてもいい。
そう考えると、保育園で何かしらのイベントをすることの意義、その間託児機能がなくなってしまうことについて、ちょっと考えさせられたわけである。
たしかに託児の機能は少し失われるのだが、一方でこういったイベントをやってもらうことはありがたいと思うことは、付け加えておきたいと思う。
 
もう1つ。
今回の卒園式、行ってみると、他の子はおめかしをして、保護者は正装で参加していたのに対し、うちだけ息子は自分の好きなトレーナー、私はパーカー姿というかなりラフな格好。先生も黒い正装ということで、うちだけ少しばかり浮いてしまった。
まあ、仕方ないと思い、そのまま卒園式に参加したのだが、これも保育園に求めるものの違いがあるのだと、後から気づいた。
あくまでも、私が求めていたのは託児の機能で、節目のイベントはおまけ程度に考えていたのだろう。それが服装に表れたわけである。
繰り返しになるが、誤解がないように付け加えておくと、こういった節目の会を開いてもらうのはありがたい。息子は覚えていないだろうが、今回撮った写真や動画を将来見せてあげたいと思う。
 
さらにおまけで。
今回の卒園式。園に向かうまでの行きの道すがらや、式の途中での子どもたちの歌など、いくつか動画は撮ったのだが、それは断片的な記録にしかならないなと思った。
ここ最近、Vlogカメラを買おうかどうか悩んでいるのだが、こういった機材を使って、式の前後の一部始終を記録できるといいなと思った。
ただ、それを撮りっぱなしにしていては、ただ記憶容量を食うだけのファイルが溜まってしまうので、適宜編集の必要が出てくる。この編集をこまめにできるかどうかがカギになるが、継続的にできるかどうか考えてしまった。
 
そんなこんなで、息子が保育園を卒園することとなった。この4月から幼稚園というまた違った環境となるが、新しいステージでの息子の成長を見守りたいと思う。
 
ということで、託児と教育の機能についてちょっと考えた、という話でした。