安心をほしがる保育園と時間コストをかけたくない保護者

先週からのうちの下の息子(3歳)が発熱などの症状があり、保育園を休んでいる。
保育園からはアデノウイルスが流行っているという情報があり、おそらく保育園からもらってきたのだろうと思われる。
 
22日あたりから発熱があって、23日は祝日だったのでもともと保育園は休み。昼間は元気だったが、夜になると再び熱が出た。
翌24日は朝熱は下がったが、様子を見たほうがいいと思い保育園は休み。この日は元気な様子だったが、翌25日の夜になるとまた熱が出て、あわせて咳もあって夜何度も起きていた。
26日は朝から熱も下がって元気だったが、この日も夜になると37℃台になって、咳も出てきて、連日咳で寝れない状態が続いていた。
 
で、27日の月曜日。朝から熱も下がって元気だったが、前日の熱と咳が気になって、保育園は休むことに。もうちょっと様子みてからの登園にしようと思っていた。
すると、この日の午前中に保育園から電話が。今日は登園していないのに何だろうと思って出てみた。
 
電話の内容は、病院を受診してほしいとのこと。
保育園でアデノウイルスが流行っているとのことで、念のため病院で診てもらってほしい要望の電話だった。
 
これを聞いて、正直病院の受診に何の意味があるんだろうと思ってしまった。
こちらとしては、症状が残っているから休んで、症状がなくなったら登園するということを考えているので、それで問題はないはずである。
そもそも保育園ではアデノウイルスが流行っているとのことなので、今回の症状の原因はアデノウイルスの可能性がかなり高いだろう。原因の蓋然性が高いのだから、それをわざわざ診てもらう必要はない。症状がひどくて何か薬を処方してほしいということであれば、親が判断して受診すればいいだけである。
 
保育園側の言い分としてはコロナの可能性もあるかもしれないということかもしれないが、だとしても症状が治まっていれば検査しても反応しないので、おそらく受診の意味合いは薄い。
要は病院の先生から登園の了解があったという安心がほしいということだろうが、こちら(親側)としてはその安心を得るために、病院に行って受診する時間というコストをかけるのは避けたいところである。
小児科が混み合うこの季節。もう治りかけの子どもを連れて行って、何時間も待って受診するコスト(時間)はかなり大きい。そのコストを支払ってまで、保育園側の安心を得ないといけないのだろうかともやもやしたわけである。
 
とはいえ、こんなところで議論をしても、これまた仕方ない。様子を見て、必要に応じて受診します、とあいまいな回答をして電話を切った。
 
ということで、病院を受診する意味は何なのだろうと考え込んでしまった、という話でした。