2週間の断酒で思ったこと

3月のはじめ、ちょうど2週間前に大腸の内視鏡検査に行ってきた。
今回は軽い麻酔をかけての検査ということで、検査時のことはほとんど覚えていないのだが、その際にポリープを切除したとのこと。
ポリープを切除すると、そのまま入院の可能性もあるとのことで、検査当日は1泊入院できる準備をしてくるように言われていたのだが、そこまで大きなポリープの切除ではなかったようで、入院は免れて、当日帰宅することができた。
しかしながら、切除した部分から出血の可能性もあるので、2週間はアルコール、ランニング、筋トレは控えるように言われていた。
ちなみに、前回6年前に大腸の検査を受けたときも、同じようにポリープの切除をしており、そのときも2週間アルコール断ちした。おそらく2週間もアルコール断ちをする必要はなく、念のためだろうと思うのだが、前回に引き続き、今回も真面目に断酒を実行してみた。
 
そして、2週間が経過。出血などもなく、この間を無事終えることができた。検査結果も大きな問題はなく、ほっとしているところである。
 
この2週間の断酒期間に入る際、最近年齢のせいか、アルコールに弱くなってきたこともあり、もう飲まなくてもいいと思ったりするかもしれないと思っていた。
この2週間は、割と会食なんかも入っていて、いわゆる飲む機会が多かったのだが、その際にどう感じるのか、自分の気持ちを注意深く観察してみた。
 
結果としては、飲まなくてもいいとはまったく思えず、アルコールがないと会自体が面白くないと感じるばかりだった。
この2週間での宴席は、ガチガチのビジネス会食というよりは、割と近しい取引先との食事だったり、社内の懇親だったり、高校や大学の同窓会だったりだったのだが、正直どれもあまり乗り切れずに終わってしまったという感じ。
冷静というよりもは、ちょっと引いた感じになってしまった。
 
もともと社交的な性格ではなく、お酒の力を借りて、テンションを上げる傾向は大いにあったのだが、この年齢になってもまだその力が必要なんだなと思い知った次第。
飲めなくなると、会食や懇親会の類が苦痛になりそうだということに改めて気づくことができたので、これからも身体を労りつつ、年をとっても飲めるように気をつけていきたいと思う。
 
ということで、アルコールがないと飲み会がきつい、という話でした。