大腸内視鏡検査備忘録

先日、大腸の内視鏡検査を受けてきた。
本来なら昨年中に行っておきたかったのだが、もろもろでバタバタしており(というか、めんどうくさくて)先送りになっていたが、新年明けてようやく重い腰を上げて予約。2月に胃の検査、そして3月に大腸の検査と、立て続けに受けてきた。
前回は2018年3月に受けたので、今回は6年ぶり2回目の検査。ここでは、備忘録代わりにどんな感じだったかまとめておきたいと思う。
 
大腸の検査は、胃の検査に比べると、前日からの準備が少し大変。
前日から食べるものは制限され、とくに野菜やきのこ類など食物繊維が多いものは消化が悪いということでNG。とはいえ、主食のごはんやパンはOKで、麺類も野菜などの具が入っていないものであれば問題ないということで、前日はうどんやおにぎりなどで対応。夜に下剤を飲んで、早めに寝ることにした。
すると、下剤が効いたのか、夜中に便意があって起きたが、それ以外はとくに問題なく、当日の朝を迎えた。
 
当日は、朝9時から前日に準備して冷やしておいた腸管洗浄液を飲むことからスタート。
この腸管洗浄液、一般にはどちらかというと忌避される存在のようだが、6年前の検査のときもそんなに嫌な感じはなく、少し濃い目のスポーツドリンクといった印象だった。今回もそんなに問題なく、飲み進めていったのだが、標準的な量を飲んだところで検査を受けるクリニックに連絡したところ、便の回数が少ないことと、まだ便にカスが残っていることから追加で飲み進めるように指示を受ける。
どうやら、10回くらい出ないとダメとのことだが、私はトイレに行った回数を答えてしまったため、少ないと判定されたようであった。1回のトイレでも2回便があれば、2回とカウントしないといけないよう。
仕方なく、追加で腸管洗浄液を飲み進めるが、さすがにこのころになると気持ち悪くなってくる。どうにか、便の回数もクリアして、便の状態も透明になったところで、再度連絡。このとき、すでに12時前で、15:30にクリニックに来るよう指示があったのだが、3時間以上も待ちがあるのかと少々困惑した。
 
前回6年前のカレンダーを確認したところ、このときは12時から14時くらいに行って検査を受けていたようなので、今回はどうやら午前中の検査に間に合わず、午後の検査に回されたということだろうか。
もう少し早く腸管洗浄液を飲んでおけばよかったと少し後悔した。
 
とはいえ、こればかりは仕方ないので、15:30にクリニックに向かい、着替えをして検査を受けることに。
2月に受けた胃の内視鏡検査と同様、簡単な麻酔をしてもらうことを選択。点滴用の注射が痛かったが、ここやむなしか。
2月のときは麻酔を入れてすぐに寝てしまい、気がついたときは検査がすべて終わっていたので、今回もそんな感じだろうと思っていたら、今回は検査中に少し記憶が残っており、身体にも痛みというか違和感の記憶があったのを覚えている。胃と大腸で麻酔の量が違うのか、量は同じでも検査が違うので効きも違うのか、それともたまたまそうだったのか、今度聞いてみたいと思う。
 
何はともあれ、無事検査終了。
結果としては、ポリープがあったのでそこは切除してもらって組織は検査するとのことで、直腸だけは再度検査したほうがいいとの話だった。
また、2月に受けた胃の検査の結果は、がんはなかったが、ポリープの予後観察で数カ月後にまた内視鏡検査をやったほうがいいとのことだった。正直、何度も胃カメラはやりたくないが、こう言われると断りにくいので、仕方なく受けることになりそう。
あと、今回はポリープを切除したので、2週間はアルコール禁止、ランニングや筋トレなども控えるようにとのことで、3月のランニングの目標達成は早くも黄色信号が点ってしまった。
 
今回は胃も大腸も6年ぶりの検査だったが、ポリープやら炎症やらいろいろとあったので、今後は3年に1回くらいやらないといけないのだろうなと思ったりした次第である。
 
ということで、胃と大腸の内視鏡検査は終わったが、他のがん検診も6年間受けていないので、こちらも早く予約しないといけない、という話でした。