検査の予約がめんどうくさい

私も40代半ばを迎え、健康のことを考えることが多くなっている。
会社の経営をやっている身でもあるので、何か不具合が起きないように、健康についてはそれなりに考えているつもりである。
具体的には、パーソナルトレーニングのジムに通ったり、定期的に走ったり、毎日10,000歩前後は歩いたり。身体を動かすのは嫌いではないので、同年代に比べると積極的にやっているほうではないかと思っている。
 
一方で、健康管理の中でも定期的にやらないといけないのだけど、億劫なのが検査の類。
もちろん、会社で年に1度の健康診断はやっているのだが、加えて胃や腸の内視鏡検査や、脳や血液関連の検査など、通常の健康診断ではカバーできない検査もやらないといけないなと思ってはいる。
 
今から5年前に、地元の某団体の活動も終わったこともあって区切りも良かったので、一通り上述した検査を行ったのだが、そのときはとくに問題なし。
 
それから5年が経って、そろそろやらないといけない時期になってきた。だが、頭ではわかっているのだが、どうしても気が進まない。
なぜ気が進まないのか考えてみると、3つの理由が思い浮かんだ。
 
1つめは、そもそも検査が苦痛で嫌だから。
通常の健康診断で行われるくらいの内容であれば、せいぜい採血がちょっと痛いなくらいで、大きな苦痛を伴う検査はない。
ただこれが内視鏡検査となると、ちょっと話が変わってくる。
私は胃も腸もやったことがあるが、とくに胃の内視鏡検査は何度やっても慣れない。経口のものも、鼻からのものもどちらも経験したが、口からは論外で思い出すだけでも嫌だし、鼻からのものも多少口よりはマシなだけで、決して楽なものではない。
腸については、検査自体はそこまで苦痛を伴うものではなかったが、それでもちょっとこわいし、検査前の準備も便を全部出さなければならず大変だったのを覚えている。
そんな苦痛な状況を思い出すと、どうしても検査の予約をするのに二の足を踏んでしまう。
 
2つめは、選択肢が多くて何をすればいいか決めるのがめんどくさいから。
こういった検査はどの病院でもやっているわけではないので、まずどこでやるかを決めないといけない。いっぺんに終わらせてしまうのなら、大きめのあの病院がいいけれど予約が取りにくいとか、内視鏡だったらあの病院があまり苦痛ではないとか、断片的な情報が中途半端にあるので、病院を決めるのにまず迷ってしまう。
病院が決まったとして、さらにメニューもいくつかあるので、そこから選ばないといけない。前と同じものを選べばいいのだが、前回が5年前となると、何を選んだのか、どうやって予約したのかも覚えていない。
加えて、病院のウェブサイトを見ると、検査のメニューがきちんと書かれていないため、どういうオプションがあるのかがよくわからない。予約はお電話で、みたいなことが書かれているが、何を決めた上で予約しないといけないがよくわからないため、電話をかけるのに躊躇ってしまう。
オプションが複数ある場合はすべての選択肢を精査して決めたい性格なので、ウェブサイトにはきちんと説明をしておいてほしいところだが、病院のウェブサイトは企業のウェブサイトと違って、まだまだ不親切なものが多かったりする。
 
加えて、3つめ。スケジュールの調整がめんどくさいから。
いざ、肚が決まって、このあたりの日の検査してもらおうと、複数希望日を確認して電話を入れたとしても、自分が希望していた日では予約ができなったりすることがある。
そうなると、空いている日を挙げてもらうのだが、その場合直近のものから1つずつ小出しにされるので、自分にとってベストな日を選びにくい。
これは病院などの予約ではよくあることだが、早くウェブで空きの日がわかるようにしてほしいものである。
 
2つめと3つめの合わせ技に加えて、電話でのコミュニケーションが苦手な私としてどうしても、予約の電話をする踏ん切りがつかないわけである。
 
なんて感じで、いろいろと言い訳をしてみたのだが、要するに、あれやこれや理由をつけて検査を後回ししたいだけである。
とはいえ、今年中に胃と腸の内視鏡検査だけは済ませておきたいと思っているので、電話ではなく、直接その病院に行って、説明を聞いて、空いている日も複数聞いて、予約を済ませてしまいたいと思っている今日このごろである。
 
ということで、検査に行きたくない言い訳を挙げてみた、という話でした。