コロナ禍で外に飲みに出る回数が激減した。
去年の3月くらいから、会食や懇親会がほんとに少なくなり、家で過ごす時間が増えた。
2019年までは、だいたい月平均で12~13回出ていたところ、2020年は5~6回、今年に至っては3回程度だ。
平日は週の半分以上出ていた計算だったが、それが週に1回あるかないかというペースで、こうやって振り返ってみると生活のスタイルはだいぶ変わったように思う。
その分家飲みが増えたのだが、増えたと言っても家では350mlのビールを1本飲む程度なので、アルコール量としては激減しているはずである。
そして、今年に入ってからは、そのビール1本もノンアルコールビールに置き換わるようになってきている。
これも回数を調べてみると、去年の4月以降、家で飲む回数が増え、2020年は平均すると月に10回程度だった。
これが今年に入ってからは5~6回で半分程度になっている。ビールの替わりにノンアルコールビールを飲んでいるからである。
去年、家で飲む回数が増えた当初はノンアルコールビールを飲むという選択肢はほとんどなかった。
基本ビールを飲むのだが、どこかでもらってきたノンアルコールビールが冷蔵庫に入っていて、不注意でビールを冷やすのを忘れていたとき、仕方がないのでノンアルコールビールを飲むということがあった。
そんなことが何回かあると、味は明らかに違うのだが、これはこれでアリかなという感じになり、そうこうしているうちにノンアルコールビールでいいかなとなってきた。
そしてそれがさらに進んで、ビールよりもノンアルコールビールを好んで飲むようになり、最近ではビールが冷えてなくても問題ないのだが、ノンアルコールビールを冷蔵庫に入れるのを忘れていて冷えていないとガッカリするようになってきたのである。
ノンアルコールビールが冷えてないけど、ビールは冷えているときは、仕方がないからビールを飲もうか、という感じなのである。
なぜ、そんなふうに思うようになったのか考えてみると、理由は2つ。
1つは、私がそれほどアルコールを求めていないということ。
350mlのビールで酔っ払うということはないが、それでもちょっと飲んだなという感じになる。食後は子どもたちを風呂に入れたりするし、子どもたちが寝た後は、本を読んだり日記やブログを書いたりするので、ビール1本くらいで支障をきたすことはないのだが、ないならないほうがいいなと思うようになってきたのである。
まだ8ヶ月の息子を風呂に入れるのに間違ってもコケるわけにはいかないし、何か作業をするにしてもアルコールはプラスにはならない。
そう考えるようになってきたのだと気づいた。
もう1つは、ノンアルコールビールは糖質フリーだから。
これについても、350mlくらいのビールの糖質量は気にするようなものでもないのだが、それでも少しでも少なくできるならそれに越したはないと思っている。
走ったり、食事にも気をつけて、体重を減らそうとしているので、できるなら糖質が少ないほうを選びたいという感じである。
とこんな感じで、普通のビールよりも、むしろノンアルコールビールを好むようになってきている。
もともとアルコールはコミュニケーションを円滑にするためのものと認識だったが、それがコロナ禍で顕著になったということだろうか。
とはいえ、いざ会食や懇親会が復活したときに飲めない身体になってしまうのもさびしいので、たまにはノンアルコールではなく、ちゃんとアルコールの入ったビールも飲んでいきたいと思う。
ということで、ノンアルコールビールを切らさずに冷蔵庫に入れておかねばと思った、という話でした。