ポイントカードを保有するコスト

最近、自分の中でのキャッシュレス化が進み、現金を使うことがかなり減ってきている。
基本的にはモバイルSuicaで決済することが多く、ちょっと額が大きいときはQUICPayで支払っているので、カードすら使う機会が減っている。
とはいえ、クレジットカード決済の場合は、まだ物理的なカードも必要なので、きちんと出かけるときや食事に行くときは財布をもっていくが、コンビニなんかに行くときには財布は置いて出かけることも多い。
 
そんな生活に慣れると、財布はミニマムにしておきたいという欲求が生まれてくる。
現金も一応はもっておくが必要最低限、カードはクレジットカードとキャッシュカード、それに運転免許証と健康保険証くらいあれば十分といった感じで、これ以上は持ち歩きたくない。
 
そうなると、邪魔になってくるのがポイントカードの類。
ちょっと前までは各種店舗のポイントカードを財布に入れて持ち歩いていたが、最近ではスマホアプリに置き換わっているものが多く、また楽天ポイントやTポイントになどに統合している店舗も多い。
ただ、まだポイントカードが残っている店舗もあり、その管理が億劫になってきている。
 
先日、とあるドラッグストアで買い物したときのこと。いつも行くドラッグストアはまだ物理的なポイントカードを使っていたのだが、その日はそことは違うドラッグストアで買い物したところ、その店では楽天ポイントを取り扱っており、アプリでポイントを貯めることができ、非常に楽だと感じた。
それからというもの、楽天ポイントが使えるほうの店ばかりに行くようになり、前の店にはまったく行かなくなってしまった。
 
事程左様に、顕在的に意識している人は少ないかもしれないが、物理的なカードを保有することのコストはたしかにかかっており、これによって店のスイッチが起こる可能性は、今後増えるのではないかと思った次第である。
 
ということで、店舗側としては物理的なカードを保有するコストをもっと意識したほうがいいのでないか、という話でした。