ドーミーインの思い出

先週のアメトーークで「ドーミーイン芸人」をやっていていて、先日私はTVerでそれを見た。
内容は面白かったのだが、それ以上に、これで当分ドーミーインには泊まれないだろうなと思った。
昨今のホテルの値上げで、ドーミーインはだいたい1泊15,000円くらいしてすでになかなか泊まれないホテルになっていたのだが、これに追い打ちをかけてさらに泊まれなくなると思ったわけである。
 
さて、私自身もかなりのドーミーインマニアを自認しているのだが、今回せっかくなので、私もいつごろから、どのくらい種類のドーミーインを利用していたのか調べてみた。
わかる範囲で2012年の東京八丁堀のドーミーインに泊まったのが最初。そして、ドーミーインブランドだけでなく、野乃やラビスタも含めると、19箇所のホテルに泊まったことがあった。何泊したかまで数えきらなかったのだが、相当利用したのは間違いない。
 
そんなドーミーイン大好きビジネスマンの私が、ドーミーインを選ぶ理由を考えたみたところ、3つが思い浮かんだ。
1つめにして、これが最大の理由だが、やはり大浴場の充実度。
2009年に地元に戻ったころあたりから、30を過ぎたこともあって、大浴場の良さに気づき始めていた。加えて、出張に出る機会も多くなり、そこから自分で予約する場合はまず間違いなく、大浴場のあるホテルを選んでいる。そして、その筆頭がドーミーインというわけである。
さらに、ここ数年はサウナがマイブームになったこともあり、ほぼすべてのホテルでサウナがあるドーミーインを選ぶ機会は多くなっていた。
 
2つめは、必要十分な広さと過ごしやすい部屋。
ドーミーインではほぼほぼすべての部屋がトイレとシャワールームが分離されており、さらに洗面所がその外についているものが多い。
今回改めて考えてみたが、トイレと風呂(シャワールーム)が別というよりも、トイレと洗面と別なのがいいのかもしれない。加えて、食事やちょっとした仕事をするくらいのスペースもあり、必要十分な広さで快適に過ごせるという印象がある。
 
3つめは、リーズナブルな価格。
アメトーークでも紹介されていたように、夜鳴きそばや朝食の充実度もあるのだが、個人的には利用しないことも多く、そこまで重要視していない。ただ、これらも含めて、他のビジネスホテルに比べて充実したサービスにも関わらず、リーズナブルな価格であるというのが、ドーミーインの魅力であった。コロナ前くらいまでは(そしてコロナ禍も)朝食付きでも10,000円を切る価格で泊まることができた。
しかし、これは冒頭にも書いたように、コロナが明けや物価の高騰もあって価格が上昇。仕方ないとは思うが、なかなか泊まれないホテルになってきた。調べてみると、2023年もそこそこ出張に出ていたのに、ドーミーインに泊まったのは2回だけだった(系列のラビスタは3回泊まっていたけど)。
そして、今回のアメトーークで追い打ちをかけるのは間違いないだろう。
 
そんな感じで、ドーミーイン大好きビジネスマンだったが、今後は宿泊する回数が減るんだろうなと思った次第。次ドーミーインに泊まるのはいつになるのだろうか。