ここにきてようやくコロナ前に戻りつつあるような気がする

昨日から、今年のはじめての出張で東京に出てきている。
展示会対応やら取引先へのあいさつまわりでの上京だが、年始の東京でちょっと感じたこともあったので、まとめておきたいと思う。
 
一言で言えば、前回の新幹線同様、コロナ前に戻ったという感じ。コロナ中でも、コロナ後でもなく、コロナ前という感じがした。
 
東京駅は相変わらず人が多いのだが、何と言うか、バタバタした感じがしないのである。
コロナ後のように大きなスーツケースを引いた人が多い、という感じではなく、通常運転に戻ったという感じ。
この日は、東北・上越北陸新幹線で設備トラブルがあったらしく、終日全面運休になったのを受けて、みどりの窓口はごった返していたが、それ以外は至って普通という感じがした。
5月に新型コロナの感染法上の位置づけが5類になって、それまでのリバウンドで人の行き来がかなり増したが、それも一段落したということだろうか。
 
展示会のほうも、来場者数はかなり多く、盛り上がっていた。
足元、コロナやインフルエンザの感染者数はかなり多いようだが、マスクをしている人も半々くらい。1年前や2年前と状況は大きく変わらないのだが、意識が向かなければこんなものなのだろう。
こちらも、良くも悪くもといったところだが、コロナ前に戻ったような印象を受けた。コロナ前のいつもの冬場と同じという感じだった。
 
いつも言っていることだが、歴史を見ても、何かエポックメイキング的な出来事が起きて、すべてがカラッと変わるわけではなく、そこから徐々に時代は変化していくのだが、今回もそんな感じだろうか。今回も場合は変わるのではなく、前に戻るということだが、一気に戻るのではなく、半年くらいかけて戻りつつあることを実感した次第である。
 
ということで、東京に来て、コロナ前に戻ったなという印象を受けた、という話でした。