展示会出展雑感

今月は2週連続の展示会出展で、東京に出張の予定。
今週はその第一弾ということで、ここ数年出展している展示会に行ってきたのだが、実際に出展者として参加してみて感じたことがいくつかあったので、ここでまとめておきたいと思う。
 
まずは、出展者数は完全にコロナ前に戻ったということ。
今回出展の展示会は、ここ数年毎年出展しており、私の記憶が正しければ5年連続。
2019年はコロナ前だったので、通常通りの開催だったが、問題はその後の3年間。
2020年はコロナ初年ということで、来場者数はかなり低かったが、うちの会社のブースにはそこそこの人が来ていただけた。
2021,22年は、コロナの感染者数が増えていく前の段階だったので、そこそこの来場者数だったが、大企業の人たちは自粛している感じがあった。
それに対して、2023年の今年は完全に元に戻った感じ。来場者数もさることながら、大企業の人たちも戻ってきた感覚が強かった。
 
一方で、コロナ感染のリスクについて。
マスクをつけている人たちは半数くらい。現在、感染者数が下落傾向なので、そこまで大きなリスクはないが、実際の感染リスクは過去3年に比べてかなり高いはずである。
体温管理もないしマスクもなし。コロナに感染している人もそこそこいただろうから、おそらく場内での感染は一定数以上あっただろう。
しかし、実際の感染リスクではなく、なんとなくコロナは終わった感のほうが行動に影響を与えるようで、見た感じコロナ感染を怖れている人は、(私も含めて)ほとんどいなかったように感じた。
 
こんな感じで、コロナ前に戻った展示会。
こうやって商売が盛り上がることはいいことだと思うが、実際のリスクよりも感覚を優先させてしまう人間の感情は面白いだと感じた次第である。
 
ということで、展示会はコロナ前に完全に戻った、という話でした。