東京に1週間出張に行って、戻ってから隔離生活をしてみた2

先週は展示会出展で東京に出張に出ていたのだが、現在オミクロン型のコロナ変異ウイルスが流行しているということで、展示会にスタッフとして参加していた社員は、1週間出勤停止として、家族がいる場合はホテル宿泊を可とした。
私も展示会に参加したので、そのルールに従い、戻ってきてから約1週間ホテルでの隔離生活をしてきた。
 
2020年12月に展示会に出展したときも同様の対応をしたが、これは「安全」のためというより、「安心」のための施策。とくに今回のオミクロン型は潜伏期間も短く、感染したら症状が出るのも早いので、1週間隔離が必要かと言われれば必要はないのだが、周りの人からみた安心を担保するためと割り切って、こういう対策を実施することにした。
とはいえ、出張に行った当事者からしても、絶対に感染していないとは言い切れないところもあるので、こうやって隔離することは自体は悪くないように感じている。
 
さて、そんなこんなで、今回2回目の自己隔離をしてみたのだが、その感想を簡単にまとめておきたい。
 
まず、今回は前回も利用した国民宿舎を予約をしていたのだが、直前になってコロナ対策で閉館になると連絡があり、一方的にキャンセルとなった。
決まったことなので文句を言っても仕方がないのだが、比較的部屋も広くてリーズナブル、温泉もあって、仕事も捗るなと思っていたのに、利用できなくなり落胆した。
こういった施設で、会議室が使えないというのであれば理解できるが、他の宿泊施設もやっているのに、ここだけ閉めて何の意味があるのかわからない。
自治体が運営している施設なので、飲食店などに営業の制限をかけている手前、こっちも閉めておこうと安易に考えているようにしか見えない。
こういった悪平等は日本の悪いところだと思っているが、長引くコロナ禍においては悪手だと思う。自治体が運営していようが、当然休業補償はしなくてはならず、その分税金が使われることになる。ウイルスの特徴もだいぶ理解されるようになってきたので、感染リスクが高いところをピンポイントで閉じて、そこに補償を集中させるべきであると、この件を通じて強く感じた次第である。

 

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そんなこんなで、普通のビジネスホテルを利用をしたのだが、今回は前回と異なり、全社会議が多く、ウェブでの会議が続いた。

前回は比較的広い部屋で、しかも飛び飛びに打ち合わせが入っていたくらいだったので、比較的長期的なことを考えることができたのだが、今回はあまり広くない部屋でウェブ会議を中心に目の前の仕事をこなすという1週間であった。
早朝会議もあったのだが、出勤という概念がないため、自室からすぐに参加できるということは大きなメリットだなと感じる一方、慣れない椅子と机で長時間のウェブ会議は想像以上に疲れた。
今回は日程的に難しかったのだが、自主隔離期間は一人の時間を確保できるので、長期的な考えごとができるよう、あまり会議のない時期と重なったほうがありがたいなと思った次第である。
 
とはいえ、とくに大きなストレスもなく、約1週間の隔離生活を終えることができた。
出張とあわせて、2週間近く家を空けることになったが、留守中に子どもの面倒をみてもらった、妻や両親に感謝したいと思う。
 
ということで、コロナが収まって隔離生活は最後になればいいと思いつつも、もう1回あってもいいなと思った、という話でした。