虎ノ門ヒルズステーションタワーの開業

10月は2週連続出張の予定だが、その前半の最終日に取引先の訪問などが終わって少し時間があったので、虎ノ門ヒルズステーションタワーの開業を見てきた。
このビルに限らず、大規模ビルのエントランスやエレベータの鋼材として、うちの会社の製品が使われることが多いので、こういった大型施設は折を見て見学するようにしている。
 
この虎ノ門ヒルズステーションタワー。
虎ノ門ヒルズの最後に建設させたビルで、その前に建設された、虎ノ門ヒルズ森タワー、虎ノ門ヒルズビジネスタワー、虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーとあわせて4つの超高層ビルで、虎ノ門ヒルズは形成されている。
虎ノ門ヒルズ森タワーが2014年の開業なので、10年以上(構想を含むともっと長い期間)かけてのプロジェクト。
 
さて、今回は日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から入ったのだが、このステーションタワーは虎ノ門ヒルズ駅直結。
改札から出てのエスカレータが縦横無尽に並んでいる姿にテンションが上がった。改札外からも地下鉄が見え、近未来感を演出している。
ただ、店舗の開業はまだ一部で、来年に1月に多く店がオープンする模様。何かしら買い物や飲食を期待してきた人は肩透かしを食らったのではないか。
 
ステーションタワーから銀座線虎ノ門駅に歩いてみると、こちらの地下道もきれいに整備されており、虎ノ門駅虎ノ門ヒルズ駅が一体化させてまちづくりされているのがよくわかる。
虎ノ門駅もきれいになっており、従来の虎ノ門のイメージとは大きく変わったことに驚かされた。
 
短い時間だったが、虎ノ門ヒルズステーションタワーとその周辺を歩いてみて思ったことは、森ビルの本気度。
以前、Voicyでちきりん氏が、まちづくりを担うのは行政ではなく、デベロッパーだということを言っていたが、まさにそんな感じ。
虎ノ門ヒルズ駅の難工事もやり遂げるなど、虎ノ門・六本木地区のまちづくりは森ビルが責任をもってやるんだという気概が感じられた。
11月には麻布台ヒルズも開業予定だし、第二六本木ヒルズと言われている六本木五丁目プロジェクトも発表され、この地域における森ビルのプレゼンスは高まるばかりである。
 
麻布台ヒルズも開業したら、また視察に行ってみたいと思う。
 
ということで、森ビルの力の入れようがすごかった、という話でした。