オミクロン下での展示会出展における注意点と対策

今週、うちの会社では東京で開催されるとある展示会への出展を予定している。
コロナ下での展示会出展はこれで3回目。1回目は2020年12月、2回目は2021年12月だった。
2回目はつい先月で、かなり収まっている時期だったので、大きな問題なく終えることができた。事前の予想が困難だったのが、1回目の2020年の12月のときで、このときはいわゆる第3波で新規感染者数が増え始めていた時期だった。
ただ、冷静に考えた結果、出展による感染の確率は低いだろうと判断。万全の対策をした上で出展し、とくに問題なく終えることができた。
もちろん、これは確率論の世界で、万全に対策をしていても感染することはあるし、何もしなくても感染がないということは十分にあり得る。ただ、ここはリスクをきちんと分析して、ほぼほぼ大丈夫であろうと判断したのを覚えている。
 
で、今回の出展。
基本的には、主催者が中止にしない限りは、予定どおり出展しようと思っている。
その理由は、いわゆる濃厚接触(マスクなしで短距離・長時間のコミュニケーション)がなければ感染する確率は低い、主催者側の感染対策もしっかりしている(とくに熱がある人は入れないことの徹底ぶり)、会場の換気の良さ、あたりで、展示会出展による感染リスクはかなり低いと考えているからである。
 
とはいえ、今回のオミクロン型ウイルスは感染力がかなり高いと言われているので、1回目のときと比べて、多少対策の軸足も変わってくると思うので、その内容についてまとめておきたいと思う。
 
まず、2020年12月のコロナ下1回目の出展のときにまとめた、展示会出展における注意点と対策は以下のとおり。
1.会期内に感染しないようにする
2.仮に感染していたとしても、感染を広げないようにする
3.感染したということによる風評被害を避ける

 

chikaran.hatenablog.com

読み返したみたのだが、我ながらよくまとまっていると感じた。

基本的にはやることは同じだと思うが、とはいえ、以下のとおり、相違点も若干ある。
 
1.会期内に感染しないようにする
ここでは、展示会会場では、マスクや手洗い・アルコール消毒といった基本的な感染対策を徹底することと、終わってから飲みに出ずに早く寝る、という2つが対策の基本になる。
上述したように、展示会では濃厚接触になるようなコミュニケーションはほぼないので、それほど神経質になる必要はないと思うのだが、それでも今回のオミクロン型、感染力が高いとのことなので、ちょっとこわいという気持ちはある。主催者が感染対策をしっかりしているとはいえ、万単位に来場者がいたとして、感染者が0ということはないだろう。となると、今会話している人が、仮に感染しているかもしれないと心持ちで、会話の時間をできるだけ短くする心がけは必要だろう。
もちろん、商談が盛り上がっているのに、途中で会話を切る必要はまったくないし、もともと見込み客の方との会話をしに来ているので、そこを端折ってしまっては本末転倒になってしまうので、バランスは難しいのだが。
あとは、マスクを二重にしたり、会話はアクリル板を挟んでやるとか、そのくらいか。
終了後、早く帰って、早く寝るということも徹底したいし、徹底させたい。
 
2.仮に感染していたとしても、感染を広げないようにする
仮に、展示会に参加したスタッフが感染したとして、それが広がらないようにするということ。
感染が広がる場所は基本的には2つで、会社と家族。
ということで、これは前回(1回目の出展時)と同様、展示会に参加したスタッフは翌週出社禁止(+一応、出社のタイミングで抗原検査の実施)と、家族と同居している場合は1週間程度ホテルでの隔離を実施することで対応しようと思う。
 
3.感染したということによる風評被害を避ける
この点については、1年前と比べて、そんなに心配していない。1と2の対策をきちんとしておけば、何かあっても説明ができる。
また、オミクロン型の感染が広がっており、まわりでも感染例がけっこう出ているため、良いか悪いかは別として、ニュース性は薄くなってきている。
ここに心配するよりかは、感染しない対策、広げない対策に注力したほうがいいと感じている。
 
と、こんな感じで、今回のオミクロン下での展示会の注意点と対策とまとめてみた。結局、多少の違いはあるものの、基本的な対策はほとんど変わらないということに気づいた。
変わらずに対策をきちんとして、感染がなく終えられるようにしたい。
 
ということで、オミクロンだからといって、やることはとくに変わらない、という話でした。