新幹線乗車率定点観測-2022年9月中旬

ここ2ヶ月ほどほとんど出張に出ることがなかった。
あっても車で行ける範囲の取引先訪問くらいで、新幹線を使っての出張はなかったのだが、久しぶりに(日帰りだが)出張に出ることになった。
どうしてもコロナの感染者が増えると出張は控えることになり、会食は減ってしまう。感染するのはいいとしても(良くはないのだが)、家族含めて隔離しないといけなくなることと、その後の予定をキャンセルしなくてはいけなくなることを考えると、リスクのある行動は避ける傾向になってしまう。出張に出て、取引先や客先に訪問するだけであれば感染のリスクは限りなく低いのだが、まだまだこのあたりの認識も統一されておらず、積極的に動くのは憚られる感じは未だに残っている。
 
さて、9月に入り、新規感染者数も全国的にかなり減少してきており、第7波も収束に向かうような気配である。今のところ、2学期に入って学校が再開されたことによるリバンウンド傾向は見られないが、今後どうなるのだろうか。
 
そんな中での久しぶりの新幹線での出張だが、毎度恒例の定点観測ということで、乗車率についてメモをしておきたいと思う。
今回乗ったのは、平日午前中、山陽新幹線のさくら上りの指定席。
ざっくり乗車率は50%程度。
さくらの指定席は2列×2の座席配置だが、ほとんどの列で二人掛けの席の片方がうまっている。
多くもなく、少なくともなくという感じなのだが、雰囲気からして、コロナの感染者数で乗車率は上下しないという印象を受けた。
うまく表現できないが、コロナも前もこの時間帯はこんな感じだったなあ、という感じがした。
 
前回乗った7月は新規感染者数が急増しているときで、このときも感染者数に関係なく乗車率はかなり高かったが、すでに移動に関しては、感染者数はあまり影響しないのかもしれない。
こうやって徐々に元の生活に戻りつつあることを実感するが、一方で大人数での会合などはまだまだ感染者数の推移を見ながらという感じである。
このあたりも含めて、元に戻ってきている部分と、元に戻るのにはもう少し時間がかかりそうな部分が混在しはじめているのかななどと思いながら、新幹線からの景色を眺めた次第である。
 
ということで、移動はだいぶ元に戻りつつあるのではないか、という話でした。