新幹線乗車率定点観測-2022年12月初旬

うちの会社では毎年12月に展示会に出展をするのだが、今年も例年通り出展するので、このタイミングで東京に出張に出ることになった。
そこで毎度おなじみ?かどうかはわからないが、コロナの影響を反映する1つの指標として、新幹線の乗車率をメモしておきたいと思う。
 
今回の新幹線は、平日午前中の山陽・東海道新幹線上りのぞみ指定席。
 
平日の午前中にも関わらず、乗車率はかなり高い。
ざっくりだが、山陽新幹線管内で70~80%程度、これが東海道新幹線管内に入ってからは80%を超える感じで推移していた。
 
この手の記事を書くときには、いつも言及しているのだが、乗車率60%だとそこそこ混んでいる印象がある。
東海道・山陽新幹線の普通席は1列3人席と2人席で5席あるが、すべての列で3人席に2人、2人席に1人座っていると、まあまあ混んで見える。それでも計算すればすぐにわかるが、乗車率としては60%でまだ余裕がある。
これが、3人席に2人、2人席にも2人座っていると、ほぼ満席のように見えるが、それでも乗車率は80%。裏を返せば、乗車率80%だとかなり混んでいる印象を受けるわけである。
 
ということで、今回もコロナはどこ吹く風か、ほぼ関係と言わんばかりに移動する人たちは多い。
移動や旅行に対してはもうコロナは関係ない、ということが共通認識になっているものと思われる。
 
私はコロナ初期から、移動や出張自体で感染リスクが上がるわけではないことがわかっていたので、当時からそれなりに出張も旅行もしていたのだが、どうも世間的にも同様の認識になったように思われる。
ただ、それは演繹的に、移動で感染が増加するわけがないとみんなが考えることができるようになったというよりも、みんなが移動しているからもういいでしょ、みたいな空気感からそうさせている印象ではあるが。
 
今後少々新規感染者が増えても、かなり強力な変異株が現れたとしても、移動は問題ないと考えることが空気として醸成されているので、この流れは変わらないと思われる。
何はともあれ、空いた新幹線で移動して、安いホテルに泊まるといった、いわばボーナスタイムは完全に終わったと考えたほうが良さそうである。
 
ただ、現状は旅行支援策などで、需要がコロナ前よりも喚起されている側面もあると思われるので、コロナ動向だけではなく、経済や政治の動向を見るための指標として、もう少し新幹線の乗車率はウォッチしてきたいと思う。
 
ということで、移動や旅行については、コロナは終わったような感じ、という話でした。