新幹線乗車率の定点観測-2022年5月末

5月も終わり差し迫ってきている中、コロナは感染者数は依然として多いが、一方で公の行動制限はなく、通常の生活が戻りつつあるような感じがする今日このごろ、近場の出張で新幹線に乗る機会があった。

いつもは上りの新幹線だが、今回は下りの山陽新幹線。それもこだまということで、いつもとは異なるが、定点観測として新幹線の乗車率をメモしておきたいと思う(もはや定点とは言い難いが…)。

 

今回は週末金曜午後の山陽新幹線のこだまの自由席。

この日は、東海道新幹線内は大雨の影響でのぞみが大きく遅れており、私も仕方なくこだまに乗車した。

その影響もあるのかもしれないが、乗車率は乗ったときからそこそこで、とくに小倉-博多間は80〜90%くらいはあるのではないかという混み具合。

今回の席は2人席と3人席の構成だったが、2人席はほぼ埋まっており、3人席のほうも窓側と通路側は埋まっている状態。中には立っている人もいた。

少なくともここだけ見ると、コロナの影響はまったく感じさせない乗車率である。

 

目的地の博多でもかなりの人混み。GWの混雑時に比べると、そこまでの人が多いわけではないが、いわゆる通常の週末の混み具合といった感じで、通常の生活に戻りつつあることを実感する。

 

現在、コロナの感染者数は各地域で高止まりしているが、医療の逼迫が起きているというニュースも目にしない。私は当初から、コロナの行動制限などの意思決定のもとにすべきは、医療キャパシティだと思っているので、(まだまだ大変なのだろうが)医療が逼迫して崩壊するような事態を避けることができるのであれば、徐々に普通の風邪(インフルエンザ程度)にもっていけるのではないかという期待をもってしまう。

オミクロンもまだまだこわいが、ワクチンの普及もあってか重症化率はだいぶ下がっている模様なので、このまま推移してもらいたいと思う。

 

懸念点があるとすれば、変異株。

感染が増えれば増えるほど変異株が発生する可能性も高くなるので、感染自体をある程度のところで抑えて、これ以上厄介な変異株が出ないことを祈りたい。

 

と、こんな感じで、2020年当初から見るとだいぶ前向きに感じられ、元に戻りつつあるように感じた出張であった。

 

ということで、コロナ禍の出口が見えてきたように感じた、という話でした。