娘の遅刻問題2~朝の時間を有効活用する

先日、娘が朝学校に行くのに、家を出る時間が遅くなっていて、これではまずいと思った、ということをこのブログに書いた。
 
入学当初は自分一人で行くと言っていた娘も、ここ最近は私といっしょに行くと言っており、私も早く準備をして、できるだけ早くいっしょに家を出るようにしているが、なんだかんだで毎日出るのがギリギリになってしまっている。
7時半に出れば余裕があるのだが、なかなかこれができない。気づけば7:35を過ぎていることが多く、朝はこの5分の差が大きい。
 
5分早く出ればゆっくり行けるのだが、5分遅いために私も娘を急かすようになる。
娘は相変わらず遅刻して何の問題があるんだ、と言って、一向に急ぐ気配がない。
家を早く出ればゆっくり歩いて行けるんだから、もっと早く準備して出ようと言うのだが、それに対して娘は、だったら学校の近くに住めばいいと、のび太くんのようなことを言い出す始末。
 
こんな感じで、ここ数日娘の手を引っ張りながら通学につきあっているのだが、そもそもなんでギリギリになるのだろうか。
最近は30分程度早く寝させるようにし、朝もそこそこ早く起きるようになって、着替えも朝食も歯みがきも早いうちに済ますようになっている。
それなのに、結局出るのはギリギリ。7時半には出ることができない。
 
そこで、娘の様子を観察してみると、最後の詰めが甘いことがわかった。
ハンカチをもつ、名札をつける、体温を測って記録につける、などなどの細々をしたことができておらず、出る前に気づいてあわてて対応するのである。
なんなら、朝食も歯磨きも終わって、余裕をかましてテレビを見ていたりする。ところが、出る時間になってあわてて準備して、結果遅くなってしまうというわけである。
 
ではどうすればいいか。とりあえず2つの対応策を思いついた。
1つは、ToDoリストをつくって、その項目すべてにチェックがついたら準備完了とわかるようにする。
着替えや、朝食、歯みがきといった割りと大きな項目については、子どもも親も頭に入っているのだが、ハンカチや名札といった小物や、学校との連絡事項といったものは、ついつい忘れがちになる。それであれば、最初から紙に書いておいて、忘れないようにすればいい。すべてが終わっていればテレビを見ていてもいいが、終わっていなければ先に準備を済ませる、を徹底したい。
 
もう1つは、できることは夜のうちにやっておく。
朝食や着替え、歯みがきといったことは、朝でないとできないが、名札をつけたり、ハンカチの準備をしておくことは夜のうちにでもできる。
ToDoリストでつくった項目のうち、朝でないとできないものと、前の夜のうちにできるものを分けておき、夜のうちにできるものは終わらせてから寝るのである。
そうすれば、朝の時間を有効に使うことができる(はず)。
 
「ザ・ゴール」で有名なTOCという理論の中でも、ボトルネックになる工程では余計なことさせないことが大事と説かれているが、とかくボトルネックになりがちな朝の時間は、そのときにしかできないことに集中させることが大事である。それ以外の時間でもできることは、他の時間に回すことによって、より効率的な時間の使い方ができることを期待したい。
 
さっそくこれらの改善策を実行してみたいと思う。
 
ということで、毎日バタバタとした朝を過ごしている、という話でした。