図工や書道や音楽は選択式でいいのではないか

先日、うちの娘(小学2年生)が、書道の道具のチラシを持って帰ってきた。
どうやら3年生から書道の授業があるらしく、そのための道具ということで販売をするらしい。
 
で、思ったのだが、書道とかわざわざ学校の授業でやる必要があるのか、ということ。
ただでさえ、ペンや鉛筆などでも「書く」ことが少なくなっているこの現代、書道はいらんだろうと。
私もこれまで振り返って、高校まで書道の授業があったように記憶しているが、それ以降筆をもったことはない。
 
娘が入学するときに、鍵盤ハーモニカを購入して今でも授業や宿題で使っているようだが、これもいるのかといわれると微妙。
他にも、図工なんかでは絵の具のセットもいちいち揃えないといけなかったりする。
 
道具をわざわざ買うのがもったいないという心理もあるのだが、それ以上に、学校での授業時間の中でこれらのことをすべてやる必要があるのかと思ったりする。
全部なくせとまでは言わないが、せめてこれらの授業は選択式にするくらいでいいかと思う。これらにプログラミングでも加えて、その中で自分が面白そうだと思うものをやれば十分だろう。
小学校の授業であれば、子どもの可能性を広げるという意味合いもあるだろうが、だとしても全部はいらないし、好きなものを選べば事足りると思う。
 
どうも学校の授業は、明治期につくられたものをそのまま踏襲しているものが多い。
これは小学校ではないが、高校の国語における古典や漢文なんかも、正直いらないと思う。せいぜい勉強したい人がやればいいので、これも選択式にするくらいでいいかと思う。
テクノロジーが発展し、価値観も多様化したこの現代の環境を考えると、やることは他にもあるように思うので、選択できるようにすれば、そのほうがより個々の可能性が広がるように思うのだが、どうだろうか。
 
ということで、書道も図工も音楽あたりは、選択式にしたほうがいいと思う、という話でした。