まずは被災された方に、お見舞いを申し上げます。
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1月1日、家族で地元の温泉に行った帰り、車のカーナビのモニターに緊急放送の文字が出る。
何事かと思い、音声をつけてその放送を聞くと、津波が来るからすぐに避難するようにという内容。よくよく聞いていると、津波は石川県の能登半島を中心に、北陸地方が中心の模様。とりあえずは自分のいる地域からは離れたところでの津波のようで、こちらには直接影響がなさそうなことを確認するも、どこで地震があったのかわからないまま、すぐに避難するよう連呼するアナウンスを聞く。
当分の間、その報道を見ていたのだが、徐々に気が滅入ってくるのに気づいたので、いったん車から離れ、報道からも距離を置くことにした。
夜になっても、地上波では、震災報道一色。当然のことながら、新年の特番もニュースに切り替えられていた。
被害状況の確認というよりは、まだ津波への警戒を伝える報道が中心。
気が滅入る感覚と、自分は何もできない虚無感とが相混ざり、起きていてもいいことはないだろうと判断。早めに寝ることにした。
明けて、1月2日。
箱根駅伝は通常どおり開催される模様。他局の番組を見ても、通常番組に戻りつつある。東日本大震災のときの反省もあり、報道は報道できちんとしつつ、直接被害のない地域からでは通常に経済をまわしながら、支援をしていくというスタンスの表れか。穿った見方をすれば、通常開催する箱根駅伝にならって、通常放送に切り替えたという見方もできなくないが。
いずれにせよ、被害のひどかった地域では、真冬ということもあり、これからの避難生活が大変か。
まだまだ全容は見えない状況ではあるが、まずは状況を把握し、自分ができることは限られているはいるが、何かできるかを考えて行動していきたいと思う。