アデノウイルスはコロナよりもたちが悪い

11月末から我が家では猛威を奮っていたアデノウイルスがようやく終息しそうである。
猛威という大げさのように聞こえるかもしれないが、8月にあったコロナよりも症状的にはきつく、そして期間も長く、かなり大変な思いをした。
 
経緯はこんな感じ。
11月23日(木・祝):息子(3歳)に風邪の症状が出る。
11月24日(金):息子はここから保育園休み、保育園からはアデノウイルスが流行っているという情報あり。
11月26日(日):息子は多少咳が残るものの熱は下がる。一方で娘(小学2年生)は鼻詰まりを訴える。
11月27日(月):娘は鼻詰まりがあるものの学校に行くが、帰ってきてから発熱。息子は咳が治まらないので保育園休み。
11月28日(火):ここから娘は学校休み。熱が下がらないので、息子共々病院に連れて行く。娘はアデノウイルス感染症と診断(息子は陰性もおそらくアデノウイルスだろうとの見解)。
11月29日(水):夜に私も喉に違和感を覚える。
11月30日(木):息子、保育園再開。私は朝から喉の痛みあり、だるいので昼から帰るも、まだ熱はなし。
12月1日(金):私は朝から発熱。会社休み。夜には39℃近くまで熱が上がる。
12月2日(土):熱と喉の痛みは継続。夜にいったん熱は下がる。
12月3日(日):朝になるとまた熱が上がり、昼ごろからは下がって36℃台に。喉の痛みは継続。
12月4日(月):娘は本調子ではないものの、学校登校。私は朝は微熱、昼からは下がるが、引き続き喉は痛い。在宅勤務。夕方、病院に行く。
12月5日(火):また朝は微熱で昼からは下がる。喉は痛いし、だるさは1日中続く。この日も在宅勤務。
12月6日(水):喉の痛みは少し残るものの、熱はない。久しぶりに出社。
12月7日(木):喉の痛みもほぼなくなる。痰が少し残るも、その他不調はなし。
 
当初、息子の症状が出てからは、アデノウイルスである可能性が高いだろうということで、それであれば感染する可能性はそれほど高くないだろうと高を括って、あまり気にせずに過ごしていたが、これがいけなかった。
たしかに、大人への感染は子どもと比べると低いのだろうが、子どもからの咳の飛沫をダイレクトに浴び続ければ、ウイルスの曝露量はかなり多くなり、そりゃ感染もするわけである。
 
で、今回の症状については、発症してからだいたい治ったなという感じになったのは、子どもも私も1週間程度。高温の日が長く続いたわけではないが、だらだらと長引いた感じだった。
また、私の場合は、熱が比較的高い日は3日程度で、その後も朝になると熱が上がり、昼から下がって、夜にまたちょっとだるくなる、という日が続いたのも今回の特徴。ガッと熱が上がって、その熱が引いたら治っていたという一般的な風邪のイメージとは異なっていた。
 
8月にコロナになったときは、発症から回復まではだいたい3~4日程度、熱が高かったのも丸一日くらいだったので、それに比べると今回の正直しんどかった。そのときは子どもも似たような症状。
 
またコロナのときは、最初症状確認からみんな回復するまで、だいたい1週間程度で収まったのに対して、今回のアデノウイルスは、最初の息子の発症から最後の私の回復まで約2週間と長かった。
うちのコロナのケースが特異だったのかもしれないが、少なくともこの2つ事例からは、コロナよりもアデノのほうがたちが悪いなと感じた次第である。
 
どうにかこうにか、私も1週間で回復。12月も1週間が終わってしまったが、ここから遅れを挽回したいと思う。
 
ということで、アデノウイルスはなかなか手強かった、という話でした。