計画や目標は前年度中に立てるべし

昨日のこのブログで、年末なので今年の目標の確認と、そろそろ来年の目標を考え始めたい、ということを書いた。
年初に掲げた目標も、途中からおざなりになりがちなので、最後くらいはしっかりやりたいと思っている。
 
さて、来年の目標や計画のほうの話。こういったものは、個人に限らず、会社や組織のものを含めて、前年度中にしっかり固めておくに限ると思っている。
なぜなら、年度がスタートすると、実行のほうに頭が向いてしまい、腰を落ち着けて考える気にならないからである。
 
数年前までに所属した地元の団体では、単年度制の組織で、毎年トップが代わり組織をつくりなおすのだが、前年度中に半年かけて計画を詰めていた。
年の後半は、当年度の事業や会議とあわせて、翌年度の予算や計画の会議が入ってくるため、両方の年度の役員になったりすると2倍の忙しさになっていたのだが、それでも前年度中にしっかりを計画を立てていた。
当年度に入ってしまうと、組織が動き出してしまい、そこからの修正が難しいことが経験上わかっていたので、毎年その過程をきっちり踏んでいたのだと、今になって思ったりしている。
 
うちの会社は12月決算なので、1月始まり。来年度に向けて、現在予算計画を立てているところだが、毎年どうしても細かいところまで作りきれずにスタートしてしまうことが多い。
詰めが甘い段階でスタートしても、そこから修正していけばいいやと思ったりするのだが、これがなかなか難しい。実際に年度がスタートしてしまうと実行のほうが忙しくなってしまい、計画のほうを見直すほうに意識が働かなくなってしまう。
今回は細かい部分をどこまで詰められるか、あと1ヶ月ちょっとできっちり詰めておきたいと思う。
 
そんなことで、個人の目標に関しても、来年のものは今年中に計画してしまいたい。
よく、新年の計は元旦にあり、なんて言われるが実際は元旦では遅い。新年に入って、活動し始めてから考え出すとどうしても落ち着いて考える時間を取るのが難しくなる。
会社の目標や計画とあわせて、個人でも来年何をしたいか、しっかりと考えておきたいと思った次第である。
 
ということで、新年度に入ってから目標を考えようと思っても嘘になる、という話でした。