コロナ感染をある程度織り込んでイベントを開催する

先日、うちの会社の労働組合主催のりんご狩り&バーベキューのイベントがあった。家族も招待してのイベントということで、うちの娘(小学2年生)と息子(3歳)も参加。楽しかったようで、また来年も行きたいと言っていた。
 
このイベント、コロナ前は定期的に(年に1回)開催していたいのだが、ここ3年は開催を見合わせてきた。今回もコロナはそれほど流行していないものの、インフルエンザがそこそこ流行しており、組合からも相談があったが協議をした上で、開催に至った。
 
コロナの感染に関しては、だいたい年に2回の流行が定着してきており、冬場の12月あたりから3月までと、夏の7月から9月あたりまでが感染が多くなる傾向にあるので、10,11月はイベントをやるのに適した時期とも言え、やるのであればこの時期がいいだろうという判断もあった。
 
さて、実際開催してみての感想だが、仮に感染者が含まれていたとしても、イベントの場で感染する範囲は限定的だろうという印象。
とくに今回は屋外での開催で、バーベキュー会場もビニールハウスの中で、換気もされていることもあり、感染リスクはかなり低いと感じた。
これが屋内であっても、参加者の大半が感染するようなリスクはないと考えてよく、多少の感染のリスクはあると思って開催していくのがいいのだろうと思った。
 
実際、私はこの夏にはじめてコロナに感染して、そのとき感染したのは社内行事だった可能性が高かったのだが、このときは室内での懇親会で、30名強参加して、感染者が私を含めて2名(+1名疑いあり)だった。
参加者に対する1割程度の感染を多いと見るか、少ないと見るかは評価が分かれるところではあるが、裏を返せばせいぜいこのくらいと見ることもできる。
 
テーブルが決まっているような会合であれば、同じテーブルに感染者がいれば感染の可能性が高くなるが、他のテーブルの人たちの感染の可能性はあまりないとみてもいい。
立食パーティーのような会合であれば、感染者がいたとして、接触人数は多くなるだろうが、特定の人と長く話をすることは少ないので、やはり多くの感染者を出すとは考えにくい。
 
そんなこんなで、風邪の症状のある人は参加させないということは前提として、今後はコロナ感染が起こる可能性はあるが、少人数で収まるであるとリスク認識して、それをあらかじめ織り込んでイベントや会合を開催していくことになるのだろう。
 
今後、年末年始にかけて、小規模から大規模までの忘年会や賀詞交歓会などが予定されているが、ある程度をリスクを織り込んだ上で、開催・参加したいと思った次第である。
 
ということで、久しぶりに家族を招待した上での社内イベントがあった、という話でした。