パパがいないと寝れない、なんて言ってるのもあと少しかもしれない

うちの上の娘が8歳の誕生日を迎えた。
小学2年生にはなったものの、まだまだ甘えん坊。下に弟はいるものの、5歳のときにできた弟なので、基本一人っ子気質が抜けていない。
お姉ちゃんというよりは、ともにわがまま言ったり、甘えたりする立場だと本人は認識しているようである。
 
最近は息子に絵本の読み聞かせをするようにしているのだが、娘は娘で私にも読んでと言ってくる。
息子のほうは優先させると、弟ばかりずるいと言ってきたりしている。
 
夜寝るときなんかも、パパもいっしょに寝ようと言ってくる。パパがいっしょじゃないと寝れない、と。
一人で寝るのがこわいらしく、寝つくまではそばに居てほしいようである。
仕方がないので、私も隣で寝て、寝つくを待っているのだが、そのまま寝落ちしてしまうこともしばしばあったりする。
 
そんな感じで甘えんぼうが抜けない娘。
いつになったら自分ひとりで寝てくれるのかな、なんて思ったりする。子どもたちだけで寝てくれれば、その分自分の時間が増えるし、寝落ちしてあわてることもない。
 
ただ、一方で、いっしょに寝ようなんて言ってくるのも今のうちだけで、ちょっと経つと、もうパパは来なくていいとか、さらにその先には来るなと言ってくる日も近いのかも、と思ったりする。
今はちょっとめんどくさいなんて思いながら、娘の寝かしつけに付き合っているが、もう少しすれば用なしどころか、敬遠されることになるのだろう。
 
そう考えると、今のいっしょに寝てくれと言ってくること自体が貴重なのかもしれない。
私は子育てに関して、大変だなとかめんどくさいなと思ったときには、自分が未来からやってきたと思って子どもに接するようにしているが、この寝かしつけなんかはまさにそう思う必要があるのかもしれない、そんなことを思った次第である。
 
寝かしつけに限らず、子どもの成長は気づけばそれまで思っていたのと変わっていることが多いので、今の時間を大切に、そのときそのときをしっかりと見ておきたいと思う。
 
ということで、いっしょに寝てくれる時間は思っている以上に短いのかもしれない、そう思って接してたほうがいいのかもと思った、娘の誕生日でした。