スポーツドリンクが体重増加の原因ではないか仮説

夏真っ盛りの8月。今年の夏はここ数年でも異常な暑さになりそうである。
すでに猛暑日も数日記録しており、今年はどこまで増えるのか、考えるだけでちょっとこわくなってくる。
 
そんな暑い夏なのだが、私の体重増加が止まらない。
この7月から増加傾向だったが、ここに来てさらに増えている。
 
原因を考えてみたのだが、これといったものが思い当たらない。
もともと夏だからといって夏バテすることはなく、食欲自体はとくに衰えていないというものの、日頃から歩いたり、走ったりもしており、筋トレ含めて運動はそれなりにしているつもりである。
たしかにコロナ5類変更後から会食は増えてきており、酒量やそれに伴って多少食べる量も増加している可能性はある。ただ、この会食の増加が原因かもと思っていたが、ちょっと決め手に欠けるなと思っていた。
 
そんな中、先日Twitterでタイムラインに、この猛暑でもスポーツドリンクを常飲してはダメという、とある医者のツイートが流れてきた。
7月末くらいから、私の会社の取引先でも熱中症の連絡が入ってきており、そのたびに水分補給と塩分補給が大事で、さらにはスポーツドリンクのこまめな摂取をと言われていたので、そのツイートを見て、一瞬なぜ?となった。
 
確かにスポーツドリンクには糖分も多く、飲み過ぎると糖分過多になるということは知っていたが、それでもこの酷暑では飲んだほうが良いだろうと思っていた。
それでちょっと糖分の量を調べてみると、スポーツドリンク500mlあたりの糖分量はだいたい20~30g。体重60kgの成人の1日の糖分目安量は30g程度ということなので、スポーツドリンク1本でその目安量に達してしまう。
 
この情報に接して、スポーツドリンクの糖分がこんなに多いことに、改めて気づくこととなった。
糖分が多いとは思っていたが、ここまでとは思っていなかったのである。
 
ここで、私の体重増加は、スポーツドリンクの飲み過ぎによるものではないか、と思い始めた。
7月後半、何度か走ることがあったのだが、熱中症になってはいけないと、10km程度走る中で、前後含めて500mlのスポーツドリンクを2~3本飲んでいた。あわせて、塩分補給タブレットも摂取して、自分としては万全の熱中症対策を行っていたつもりであった。
しかしである。これだと、走るときだけで、糖分を100g近く摂取してしまうことになる。塩分補給タブレットも1つあたり、2.5g程度の糖分があるようで、5つ舐めれば軽く10gは超えてくる。
 
こうなると、何をやっているのかわからなくなる。
私の場合は、ダイエット目的で走っているわけではないが、走ることによってカロリーを消費していると思いきや、熱中症対策でスポーツドリンクを摂取することでオーバーカロリーになっているわけである。
走っているときだけでなく、散歩するときなども、熱中症になってはいけないとスポーツドリンクや塩分補給タブレットを積極的に摂取していたのだが、これが体重増加にかなり影響しているのではないかと思い至ったわけである。
 
そんなこんなで、私の体重増加の犯人はスポーツドリンクではないかという目星がついたので、今後は熱中症に気をつけながらも、スポーツドリンクを過剰に摂取しないよう気をつけてみて、体重の変化がどうなるかと見てみたいと思う。
 
ということで、走れば走るほど体重は増えるのではないか、という話でした。