ワンオペ花火大会(前編)

7月も終わりに近づき、学校は1週間以上前から夏休みだが、それにあわせて近所で祭りが多く開催されている。
私の住んでいる地域では、先週は地元の夏祭り、今週末は近隣自治体での花火大会、さらに来週は隣の駅で打ち上げ花火ありの夏祭りと、イベント目白押しである。
 
こういった祭りは人出が多いし、今さらとくに目新しいものはないので、自分ひとりだったら間違いなく行かないのだが、子どもたちにとってはせっかくの機会、億劫がらずに出かけている。
先週の地元の夏祭りは、久しぶりの本格開催ということで、ここ数年では見たことないほどの人出だった。途中身動きが取れずに苦労した。
このブログでも書いたが、迷子リスクにも直面し、下の息子はベビーカーから降ろさず、上の娘は迷子にならないようについてくるよう指示して、どうにか問題なく帰ることができた。
 
で、今週末は花火大会。
懲りずに、娘(小学2年生)と息子(2歳10ヶ月)を連れてワンオペで出かけることにした。
今回の会場は、電車で3駅と少し離れているのだが、車だと渋滞で帰ってこれないリスクがあるので、電車で向かうことに。
4年前の2019年に、上の娘(当時幼稚園年少)を連れて行っているので、だいたいの要領はつかんでいるつもりだった。
ちょっと早めに行って、出店で何か買って食べて、少し離れた場所で花火を見て帰る、こんな感じを想定していた。
 
しかし、である。
さっそく出鼻からくじかれることに。
地元の駅についたら、切符の券売機で行列ができているのである。
うちの地元でも最近交通系ICカードを使えるようになったのだが、子どもといっしょに入るのは不可と言われ、しぶしぶ列に並んだ。
乗ろうと思っていた電車の時間が迫り、焦っていたがどうにか切符を購入。ベビーカーを走らせて、どうにか電車に間に合ったと思いきや、今度は車内が混んでる。幸い、ドア付近に乗っていた人たちがいい人だったので、入れてもらい、花火会場の最寄り駅に向かった。
 
最寄り駅に着いてみたら、今度は改札から階段、プラットフォームと、長蛇の列。しかも、エレベーターがないので、ベビーカーを抱えて上がらないといけないということで、列が解消するのを待って、階段を上り下り。20分くらいかけてようやく改札の外に出ることができた。
 
さらには、帰りの切符を買おうと思ったら、こちらも行列待ちで15分。この時点でかなり疲れてしまった。
4年前はたしかこんな感じではなかったはずと思いながら、ここで先週の教訓を思い出し、娘に迷子になった場合の対処方法を伝授。気を取り直して会場へと向かった。
(次回へ続く)