学級崩壊寸前?

昨日のこのブログ記事で、娘が学校に行きたくないと言っている、ということを書いた。
ここ最近、毎日のように言うので気にしていたのだが、ちょうどいいタイミングで学級参観日があったので、クラスの様子を見に行ってきた。
 
午後からの授業で、やはりお母さん中心だけど、お父さんもちらほら。中にはおじいちゃんと思しき人も参観していた。
授業は国語は、今どきのタブレットを活用した内容。タブレットの是非についてはまた改めて。
 
今回は今年度に入って2回目の授業参観。
担任が若い先生で、1回目は正直授業の準備不足、加えて子どもたちからも舐められていて、かなり悲惨な感じであったので、今回はちょっと覚悟しての参観だった。
 
出足は比較的みんなおとなしく、1学期も3ヶ月が経ってだいぶ落ち着きだしたのかなと思っていたら、途中からだんだんと様子が変わってくる。
タブレットの授業ということもあり、うまく作動しなかったり、操作がわからなかったりする児童を先生がフォローがしているうちに、だんだんクラス内がざわざわしてくる。
そして、一度、火がつくともう止められない。さながら、大喜利大会の様相で、先生が何か言うたびに、男の子中心に茶々を入れてくるようになる。
隣のクラスを比較しながら授業の様子を見ていたのだが、隣のクラスはおとなしく(先生がコントロールしていて)、音量がまったく違うのがよくわかった。
 
で、うちの娘だが、男の子たちの発言に笑っていっしょに楽しんでいる様子で、たまに負けじと発言していた。それ自体、いいとも悪いとも思わなかったのだが、彼女なりにクラスのノリのようなものについていこうとしている感じがした。
 
今回の授業参観で思ったことは以下のとおり。
 
まずは、先生がコントロールできておらず、とくに男の子中心に舐められており、学級崩壊に近い感じがした。
正直、今回の授業で子どもたちが何を学んだのかよくわからない感じ。このままだと、うちの娘だけでなく、このクラスの学習進度がどうなるか心配になった。
 
もう1つ、うちの娘に関しては、いつもいじわるを言われると言っている男の子たちともそれなりに仲良くやっている様子だった。
ただ、その中で、小学生低学年にありがちな、心無い言葉に傷ついているというのも本当で、学校にいるときはわあわあ言って楽しいのだが、家に帰ると言われた言葉のほうが強く頭に残っているのではないかと感じた。
 
そういった意味では、今回現場を見ることができたのはよかったと思うのだが、一方で問題も明確になり、この問題への対処は難しいと実感した。
ここでの問題は、担任の先生が子どもたちをコントロールできていないこと。もう少し詳しく言うならば、子どもたちに良いことと悪いことの区別をつけさせることができていないこと。
先生だけに責任を押し付けることではないのだろうが、このあたりがきちんとならないと、クラス全体の授業の理解度も上がらないし、うちの娘も心無い言葉を言われ続けることになりそうだと思った次第である。
 
ということで、学級崩壊寸前なのではないかと感じた、という話でした。