エスコンフィールドの構造

今週の北海道出張では、今年新しくできた球場「エスコンフィールド」に行ってきた。
言わずと知れた日本ハムファイターズの新本拠地で、球場だけでなく、宿泊施設や娯楽施設など、これまでの球場の枠組みにとらわれない、新たな一大エンターテイメントエリアとして話題を呼んでいる。
 
そんなエスコンフィールドについて、数回に分けて、見たものや感じたことをまとめておきたいと思う。
 
1回目はエスコンフィールドの構造について。
 
まず、球場の基本構造は、マツダスタジアムを知っている人であればおなじみ、コンコースからグラウンドを一望できるしくみになっている。
ただ、マツダスタジアムと違うのは、1階,2階,3階のすべてにコンコースがあって、そのすべてからグラウンドを見ることができるようになっていること。
それぞれのコンコースには飲食の販売店があるだけでなく、居酒屋のようにそこで飲み食いができる店舗もあり、試合前はどこも賑わっていた。
まとめると、マツダスタジアムの強化版といった感じ。
球場内はかなり広く、前述のとおり、1階から3階に分かれていて、どのチケットでもそれぞれを回遊できるので、ここを巡るだけでもかなり楽しい。
 
あと特徴的なのが、オーロラビジョン。
他の球場ではオーロラビジョンはセンター側に1つあるのが一般的で、死角になる人から見ることができないのだが、エスコンフィールドではライト側・レフト側にそれぞれ巨大なビジョンがあって、どこにいても見ることができるようになっている。
オーロラビジョンを使って演出も現代的で、試合の合間も楽しめる企画も充実していた。
 
球場の付随する施設も充実しており、話題になっているのは、サウナもある温浴施設。
レフト外野側にある、TOWER11と言われるエリアにあって、風呂やサウナから試合を見ることができる。
サウナ好きな私からすると、サウナに入りながら生で野球も見れる画期的な施設だと思い、実際入ってみた。この感想は次回以降のこのブログで。
 
他にも、ライト・レフトのホームランゾーンにブルペンが用意されており、近くの席から見ることができる。
今回はこのブルペン近くの席だったので、リリーフの準備をするプロのピッチャーの投球を間近で体感することができた。
 
正直、かなり期待値を上げて行ったのだが、その想像以上にいい球場だと感じた。
とくに遠征で見に行く場合は、1試合だけでは球場(とまわりの施設)を巡ることができないので、2~3試合まとめて観戦することをおすすめしたい。
 
ということで、エスコンフィールドはかなり楽しい球場だった、という話でした。