北海道の広さと地図縮尺の感覚の関係性

今週は出張で札幌に行ってきた。はじめての北海道だったが、この夏前の季節ということもあり、大きく本州との違いは感じることはなかった。
新千歳から札幌へ向かっただけなので、とくに北海道の広さを実感することなく、ちょっと涼しいなと思ったくらいであった。
 
ただ、1つ違和感というか、感覚に違いがあったのが、距離感。
 
最初に感じたのは、ホテルに向かう道程で。
今回泊まる予定のホテルが、大きな通りからアーケードのある商店街に入り、少し歩いたところにあったのだが、その距離が事前にGoogle Mapで見て予想していたよりも、感覚的には1.5倍あった感じであった。
大きな通りからアーケードを歩いて、もうそろそろ着くかなと思ったところから、さらに先にホテルがあったのである。
 
これは単純に錯覚というか、思い込みなのかなと思っていたが、似たようなことがもう1度あった。
円山公園という、これまで何度も耳にした有名な公園があり、そんなに遠くないので行ってみようと思ったときのこと。
公園を散策するのが好きなので、出張に出た際には、こういった緑が多い場所がないか探しているのだが、今回もいい機会なので、軽い運動がてら行ってみようと思った。
 
地図で確認すると、だいたい20分くらいの距離かと思ったのだが、Google Mapで経路を確認すると、歩いて40分かかると出るのである。
他の都市ではこういったことはない。地図で確認したらどのくらいかかるか、だいたいわかるのだが、北海道ではその感覚が大きくズレてしまう。
 
実際、歩いて向かってみると、ちょっと早歩きだったが、やはり35分くらいかかった。
Google先生を疑うわけではないが、もう少し早く着くんじゃないかと思って行ってみると、やっぱりそのくらいの時間がかかるのである。
 
これが北海道の広さと関係しているのか、よくわからない。
理屈で考えると、北海道であろうが、他の都市であろうが、地図で見た感覚と実際の距離の乖離に差が出るとは考えにくい。
しかし、2度そういったことがあったので、何か関係しているのではないかと疑っているが、有効な仮説が出ないまま帰ってくることになってしまった。
 
次、いつ北海道に行く機会があるかわからないが、そのときはまた地図と実際の距離の感覚について、確認をしてみたいと思う。
 
ということで、北海道はやっぱり広いのかもしれない、という話でした。