責任者として臨む総会

先日、とある団体の年次総会があった。
私はその団体の会長を務めいているので、ちょっと緊張した面持ちで会場に向かった。
こういった、諸団体の総会、基本的にはシャンシャンと終わるのだが、責任者としてはちょっと気が重い。
 
その理由は3つ。
1つは、やはり人前で話をするのは緊張するというもの。今回は50人強の参加者だったが、人数に関係なく、人前でしかも大きなミスが許されないという状況で話をするのは、少なからず緊張する。
私は比較的人前で話をするのは嫌いではないし、それなりに場数も踏んできているが、それでもたまにこういう役割をやるときには少し緊張したりもする。
 
2つめは、基本シャンシャン総会になるのだが、それでもわずかながらに揉める可能性があること。
こういった団体では会費をとって会を運営しているので、総会で会計報告が欠かせないが、問題のない会費の使い方をしていたとしても、ツッコもうと思えばツッコミどころはいくらでもある。会議費の使い方などは、線引きが難しく、ときにはグレーな部分もあるかもしれない。
そんなところを総会で質問された場合、どういった対応をしたらいいか。細かいところまで詰める必要はないが、ざっくりでもシミュレーションしようとすると、それなりに時間がかかったりする。
まあ99%はこういった心配は杞憂に終わるが、残りの可能性が0%ではないので、わずかばかりだが気がかりが残る。
 
3つめは、話をする機会が多いということ。
今回の総会では久しぶりに懇親会も開催されたのだが、会長ということで、総会と懇親会のそれぞれで挨拶をしなければならなかった。
挨拶文はそれぞれで考えねばならず、総会のほうはカンペをもってそれを読む形にしたが、懇親会のほうではそれだと格好悪いので、一応頭に入れて臨んだ。
文章を考えることと、だいたいの内容を頭に入れることの2つの作業が必要で、それなりに面倒くさかったりする。
 
こんな感じで少々ぶつぶつ言いながらも、総会とその後の懇親会を無事終えることができた。
懇親会は久しぶりだったが、和やかな雰囲気で進み、たまにはこういった場もいいなと感じた次第。
会長としての総会は来年もう1回あるが、そのときもちょっと気が重くなりながら、勤め上げたいと思う。
 
ということで、責任者としての総会は気が重い、という話でした。

 

chikaran.hatenablog.com