コロナ禍は続く

11月に入り、2022年もあと2ヶ月。だんだん寒さも厳しくなってくる季節だが、新型コロナの感染者数はここに来てハッキリと増加傾向が見て取れるようになってきた。
都市部では感染者数なんか関係ないということで、夜の飲食もほぼフリーな状況ではあるが、これが地方となるとそうもいかない。
 
そろそろ年始の予定なんかも入りだしてきているが、さっそく業界団体の賀詞交歓会の中止の連絡があった。
来年あたりからはこういった大勢が集まる会合は行われるかと思っていたが、やはりここでリスクは取れないということで、続々中止になってきている。
 
また大手の工場では、工場見学なんかもお断りの連絡が入ってきている。
正直、工場見学でコロナの感染が起こるとは思えないが、やはり無理にリスクを取る必要はないだろうという判断なのかと思われる。
 
こうやってみると、いわゆるプライベートで活動は都市部を中心に制限なく行われているが、企業関連の活動はこうやって感染者数が増加傾向になると縮小する傾向がまだまだ続いているのを実感する。
 
とくに、地方かつ工場がある会社では、いったん感染者数が増えると操業に影響も与えることもあることから、コロナに対してはまだまだかなり敏感であると感じる。
確かに、いまだにコロナはインフルエンザよりか強めの感染力で、症状もインフルエンザ以上となると、警戒するに越したことはないのは間違いない。
 
こうやってみると、コロナ禍はまだまだ続くと思ったほうが良さそうである。
第7波では緊急事態宣言やまん坊といった行動制限が出ずに乗り切ったので、そろそろコロナが明けると思っている人が多いのかもしれないが、時期や地域によってはまだまだコロナ前と同じというわけにはいかなそうである。
さらに、今後のワクチン接種率を考えると、去年の1,2回目のような水準までにはいかないだろうから、2021年末のように感染者が0近くの水準まで下がることも当分ないのかもしれない。
毎年、2~3回くらいの感染の波がやってきて、その期間はおとなしくしとくということになるのではないだろうか。
 
もちろん、2020年や2021年のように先の見えない感じは脱して、ある程度折り合いをつけながら生活していくのだろうが、大きな団体や会社を中心に警戒のレベルを上げる時期が繰り返しやってくるものと想定しておいたほうがいいだろうと思った次第である。
 
ということで、コロナ禍はもうしばらく続くと思っていたほうがいい、という話でした。