花粉以外に花粉症を誘発する外部からの刺激

花粉症シーズン、真っ盛り。
今年はスギよりもヒノキの飛散量が多いのか、個人的には3月下旬に入ってから、一段ギアが上がった感じがしている。
とくに目の痒みがひどく、ここまでどうにか抑えこんできたが、その抑えが効かないくらい飛散量が増えてきた印象がある。
 
そもそも花粉症は、花粉量と症状のひどさが線形を描くのではなく、ある閾値を超えると急に症状がひどくなるといったイメージ。
そして、いったん痒みが出てそれに対して掻いてしまうから余計に痒くなるというサイクルに入ってしまうともう止められなくなる。
痒いから掻くだけでなく、逆の掻くから痒いという因果もあったりして、このサイクルに入らないよう、最初の痒いを如何に抑えられるかが日々のポイントになる。
 
この最初の「あれ痒いな」をどう止めるのか。それは、すぐに点鼻薬や目薬で対処すること。早めに痒みを抑えることで、このサイクルに入るのを(ある一定程度までは)抑えることができる。
 
あと、気をつけなけれなければならないのが、花粉症を誘発するまわりからの刺激。
多少花粉が飛んでいても、花粉症のことに意識が向いていなかったりすると、症状が治まっているなんてこともよくあるのだが、こういったときに何かしらの外からの刺激で花粉症のことを思い出すことで、症状が誘発されることがよくある。
 
その典型例として思いつくものが2つあるのだが、1つは他の人の花粉症の症状。
 
その日、そんなに花粉症の症状が出ていなかったのに、まわりにくしゃみや鼻をずるずるさせている人がいて、その人をきっかけに花粉症を思い出し、そこから症状が誘発されるなんてことはよくある。
先日も、朝から調子が良く、花粉症のことをすっかり忘れていたのに、スタバで隣に座ってたおじさんが、くしゃみしたり鼻痒そうにしていて、それで花粉症のことを思い出して、こちらも鼻や目が痒くなる、なんてことがあった。せっかく自分の意識も身体自身も花粉症のことを忘れていたのに、余計なことをしてくれたものである。
 
もう1つの典型例が、目薬のCMなどに出てくる、花粉の大量飛散の映像。
これを見るだけで、鼻がムズムズしたり、目が痒くなる人は多いのではないだろうか。ほんと迷惑だから、こういったCMは禁止してほしいくらいである。
 
こういったまわりからの刺激含めて、最初の痒みを出さないように、出てとしても早くこれを抑え込む、このあたりが花粉症の短期的な対策だと思う。
このあたりを気をつけながら、あと1ヶ月くらいは続きそうな花粉症シーズンをどうにか乗り切りたいと思う。
 
ということで、花粉以外にも花粉症を誘発する刺激は多い、という話でした。