秋の花粉症の問題点

昨日のこのブログの記事で、秋の花粉症シーズンに入ってたということ書いた。
春の花粉症はもちろんきついのだが、秋の花粉症には春とは違った問題が2つあると思っている。今回はその2点について書いたみたい。
 
まず、1つがいつ始まったかがわかりづらいということ。
春の花粉症であれば、ニュースや天気予報の中で取り上げられるので、そろそろ近づいてきているなとわかるのだが、秋はそういった情報がほとんどない。
Yahoo!天気やウェザーニュースといった、天気予報サービスでも秋の花粉症は取り上げられていない。気象協会のページでも春の花粉情報だけである。
情報を集めようと思ったら、Twitterを見るくらいしか思い浮かばないが、地域差とかがわかりづらくきちんとしたデータとしては扱いにくい。
 
そんな状況なので、毎年いつはじまったかがわからない。
数年に一度、秋の花粉症シーズンにけっこう重い症状が出る私としては、気づいたときにはもう手遅れで、1ヶ月近く症状が続いてしまうということになってしまう。
逆に飛散量が少なくなんともない年は、花粉の存在にすら気づかずにシーズンを終えてしまうこともある。
 
もう1つの問題は、秋の花粉症は花粉の飛散量がわからないので、対策が効いているのかどうかがわからないということ。
春の花粉症であれば、例年に比べて飛散量が多いのか少ないのかがだいたいわかるので、それに対して何をすればいいか見当がつくし、対策が効いているのかそれともそもそもの飛散量が少ないのかもだいたいわかる。
それに対して、秋の花粉症では、花粉の飛散量が例年に比べて多いのか少ないのかさっぱりわからないので、対策がとりづらい。例えば、薬を飲んだとしても、それが効いているのか、それとも飛散量が少ないのかがわからない。
仮説・検証のサイクルを回せないので、改善が難しい。とりあえず、シーズンがはじまったころに、忘れずに薬を飲むくらいしかできない。
 
こうやって考えると問題の根本は情報がないことに尽きる。
たしかに症状が出る人も少ないのでテレビのニュースで連日放送してくれとは言わないが、せめて天気関連のサービスをやっている会社は秋の花粉症も取り上げてほしい。
これまで天気のサービスに対価を支払うという発想はなかったが、秋の花粉症も取り上げてくれるのなら有料であってもいいかと思う。
少なからずニーズがあると思うのだが、どこかやってくれないだろうか。
 
ということで、秋の花粉症は情報が絶対的に足りていない、という話でした。