2022花粉症シーズン終了宣言

4月も下旬に入り、ようやく花粉の飛散もほぼなくなったように感じている。
今シーズンは3月まではスギ花粉をかなり警戒していたこともあり、あまり症状が出ないままやり過ごすことができたのだが、4月に入ってから私自身気が緩んだのか、終日外に出かけるという失策を冒し、ヒノキの花粉にやられることになった。
それ以来、できるだけ長時間にわたる外出は控えていたのだが、このときの影響で数日スッキリしない状況が続いた。
4月の中旬にはゴルフがあったが、このときは万全の態勢で臨んだのがよかったのか、すでに飛散量が減っていたのかわからないが、ほぼ症状は出ずに1日を終えることができた。
そこからは、とくに花粉が気にならずに日々過ごしてきたのだが、改めて天気予報サイトを見ると、今後の花粉予報は少ないが続いているようなので、これをもって今年の花粉シーズンの終了を(勝手に)宣言したいと思った次第である。
 
終わって一安心なのだが、徐々に暖かくなってくる、気温的にはいい時期に花粉のシーズンがちょうど当たるので、おちおち外出したりすることもできないのは、やはりストレスである。
今年も4月に入ったからもうそろそろ大丈夫かと思ったら、ヒノキの花粉にモロに当たり、くしゃみと目の痒みに悩まされる結果となってしまった。
 
とはいえ、一方でこれまでの数十年と比べればだいぶ楽になったと感じている。
その大きな要因は、マスクの普及と薬の進歩。
 
マスクについては2000年前後あたりから春はつけるのが当たり前という空気が醸成されて、マスクをつけるのに抵抗感がなくなっていった。
それまでは、マスクをつける=不審者、とまでは言わないものの、それに近いような見られ方をしていたことを覚えているが、徐々に市民権を得て今日に至っている。今回のコロナでみんなマスクに抵抗がないのは、花粉症のおかげ(?)だと思う。
 
あわせて薬については、ここ10年くらいで大きく進歩したように思う。
2010年代に入ってから、薬の効き方、副作用の少なさともに、飛躍的に良くなったと記憶している。
それまでは薬を飲むと眠気が抑えられず、寝る前に飲むと朝起きるのがつらかったが、そのときと比べれば、内服薬だけでなく、点鼻薬や目薬含め、進歩は大きいと感じる。
 
これまでと同様のひどい症状が出ているようであれば、舌下免疫療法のようなものも検討したいところだが、ここ数年うまく抑え込むことができているので、そこまで時間とお金の両面でコストを払うべきか判断が難しいところである。
とはいえ、不意に襲ってくる秋の花粉症含め、花粉の苦しさから完全に解放されるのであれば、こういった治療法も検討してもいいのかなと思ったりしている。
とりあえず、今シーズンは終わったので、次に備えていろいろと対策を考えてみたいと思った次第である。
 
ということで、2022年の花粉症シーズンは終わりました、という話でした。