春本番、花粉症も本格化

3月に入って、だいぶ暖かくなってきた印象がある。
今シーズンは例年に比べても寒かったようで、普段はほとんど雪降らない私が住んでいる地域でも、何度か降雪があった。
それが、ここに来て急に気温も上昇。私の住んでいる地域では、今週は最高気温が15℃どころか、20℃近くまで上がる予想も出ている。
 
暖かくなってきたのはいいことなのだが、それに連れて大変なのが花粉症。
2月は気温が低かったこともあり、ほとんど飛散もなかったが、3月に入ってから一気に本格化してきた感がある。
ここから約1ヶ月、スギ花粉が最盛期を迎え、ヒノキにもアレルギーがある人はさらにもう1ヶ月。ここからの大変な2ヶ月、ここを乗り切るための対策を振り返っておきたい。
 
※以下、医療的には素人、花粉症歴30年以上のベテランの考えです。
 
まず原則として、花粉症は如何に発症をさせないかのゲームである、と認識している。
発症してから対処したのでは遅くて、如何に発症を抑えるかに意識を向けたほうがいい。裏を返せば、発症してしまう(=くしゃみが出る、目が痒くなる)と手遅れとも言える。
いったん発症したものを抑え込むのと、できるだけ発症させないようにするのとでは、後者のほうがかける労力が少なくて済むのである。
だから、基本は症状が出てから薬を使うではなく、症状が出る前に薬を使う、である。
 
これは、シーズン単位でもそうだし、日単位でもそう。
シーズン単位では、花粉が飛び出したから薬を飲みだすのではなく、花粉が飛び始める前から薬を飲み始めたほうがいいし、日単位でも、くしゃみや目の痒みが出だしてから薬を使うのではなく、症状が出る前の段階で使うのである。
 
具体的には、私の場合、今年は1月下旬から「アレグラ」を飲みはじめた。
本格化しだした3月に入ってからは、目薬と点鼻薬を使い始めている。こちらは朝の段階で使って、症状が出ないようにして、そこから4時間ごとくらい、症状が出る前に使うようにしている(私が買った点鼻薬は1日4回までとなっている、用法用量を守って使っていただきたい)。
 
ちなみに、目薬も点鼻薬もケチらないほうがいい。
売られているやつで一番高いやつを買うという姿勢でいいと思っている。目薬も点鼻薬もせいぜい1,500円くらい。あわせて3,000円で2ヶ月が楽になるなら安いものである。
ここは製品間の価格比較で選ぶのではなく、あくまでも効用の大きさとの比較で選ぶべきである。
 
と、こんな感じで対策をしていきたいということで、自分への備忘がてらまとめてみた。
せっかく暖かくなるのに、ちょっと憂鬱なこの季節、少しでも快適に過ごせるように、毎日忘れずに対処したいと思う。
 
ということで、今年も花粉症が本格化してきた、という話でした。