【WBC】日本1次ラウンド1位通過

WBC、日本の1次ラウンドが終わった。正確には、日本が入っているPOOL Bはまだもう2試合あるが、1位通過が決定。ここまでは予定通りか。
チェコ戦とオーストラリア戦はテレビはつけていたが、あまりきちんと見ていないので、細かい感想は言えないのだが、どちらも危なげない試合運びだったように感じた。
 
さて、日本の準々決勝ラウンドの相手はPOOL Aの2位となるのだが、このPOOL Aが混沌としている。
残り1試合を残しているが、その最終戦はオランダ対イタリア。ここでイタリアが勝つと全5チームが2勝2敗で並んでしまう混戦ぶりである。
 
この最終戦で、オランダが勝てば、そのままオランダが1位通過。
2勝2敗で、チャイニーズ・タイペイキューバパナマの3チームが並ぶが、同率の場合は当該チームどうしの勝敗が優先されるので、2チームに勝っているキューバが2位通過となる。
 
仮に、オランダが負けた場合。
上述のとおり、この場合は5チームが2勝2敗で並ぶ。当該チームの勝敗ももちろん同率となるので、次の条件が「同率チームとの対戦で1アウトあたりの失点数が少ないチーム」となる。
1アウトあたりの失点数というのは、コールドがあった場合を想定していると思われるが、今のところコールドゲームはないので、単純に失点数での比較となる。
 
1試合残してのPOOL Aの失点数は以下のとおり。
オランダ:12
イタリア:16
 
この時点で失点数最下位のチャイニーズ・タイペイは、オランダ対イタリアの結果の何如を問わず、失点数で2位以上になることはないので、敗退が決定。
逆にキューバは失点数で2位以上が確定なので、どちらにしろ1次ラウンド通過が決定となった。
 
さて、オランダは負けたとしても、2失点以下の負けなら1位通過、また3点差以内の負けなら2位通過となる。ただし、3点差でも6-9での敗戦とかになると、今度は失点数パナマに並ばれてしまうし、7-10での敗戦だとパナマが2位通過となる。4点差負けだとイタリアに失点数で並ばれる。
逆にイタリアは、5点差以上で勝てば逆転で2位通過。ただし、5点差でも10-5とかだと、これまた失点数でパナマに並ばれてしまうし、11-6だと5点差以上で勝っても、パナマが2位通過となる。
ちなみに、同率チームとの対戦で1アウトあたりの失点数も並んだ場合は、「同率チームとの対戦で1アウトあたりの自責点数が少ないチーム」「同率チームとの対戦で打率が高いチーム」の順の条件で順位が決まるとのこと。ここまではめんどうくさいので調べていない。
 
こんな感じで、POOL Aは混沌としているが、おそらくオランダが順当に勝つだろうから、1位オランダ、2位キューバとなるだろう。
 
ということで、日本の次戦はキューバの公算が高い。
キューバはオランダとイタリアに破れており、試合を見ていないので何ともいえないが、おそらく戦力的には日本のほうがかなり上だろう。
となると、ここまでは順当に勝ち上がって、問題は準決勝のアメリカ戦か。
 
ちなみに、POOL Bの2位争いも、これまた混沌としている。
オーストラリアがチェコに勝てば、そのまま2位通過だが、負けた場合、オーストラリア、チェコ、韓国(最終戦で中国に勝った場合)が同率で並ぶ。
この場合、POOL A同様、「同率チームとの対戦で1アウトあたりの失点数が少ないチーム」が勝ち上がるのだが、そのシミュレーションはめんどうくさいのでやめとこうと思う。
 
ということで、日本が1次ラウンド1位通過した、という話でした。