【WBC】決勝ラウンドシミュレーション

WBCは1次ラウンドも終盤戦。POOL AとPOOL Bは予定の試合がすべて終わり、それぞれキューバとイタリア、日本とオーストラリアが勝ち上がった。
POOL Aはオランダが順当に上がってくるかと思いきや、最終戦でイタリアが7-1でオランダに勝利し、逆転でPOOL Aを勝ち上がってきた。
これで、日本での準々決勝ラウンドは、キューバ対オーストラリア、日本対イタリアと2戦。
初戦のキューバ対オーストラリアは、4対3で、キューバの勝利。準決勝一番乗りとなった。
 
POOL CとPOOL Dはどちらも混戦。
 
POOL Cは最終日を残して、アメリカ、カナダ、メキシコが2勝1敗で並ぶ展開。この3チームに1次ラウンド通過の可能性がある。
終戦はカナダ対メキシコと、コロンビア対アメリカで、カナダとメキシコは勝ったほうが通過ということでわかりやすい。
アメリカも勝てば通過。ただし、アメリカが敗れた場合が少しややこしい。
2位は、2勝2勝で2チームが並ぶので、「同率チームとの対戦成績」で順位が決まる。
 
カナダ勝・メキシコ負/アメリカ勝→1位アメリカ、2位カナダ
カナダ負・メキシコ勝/アメリカ勝→1位メキシコ、2位アメリ
カナダ勝・メキシコ負/アメリカ負→1位カナダ、2位メキシコ
カナダ負・メキシコ勝/アメリカ負→1位メキシコ、2位アメリ
 
カナダは勝てば進出、負けると敗退でシンプル。メキシコも勝てば進出、負けたとしてもアメリカも負ければ進出。アメリカも勝てば進出、負けてもカナダが負ければ進出といった感じ。
とはいえ、おそらくアメリカは負けないと思われるので、アメリカとカナダ対メキシコの勝者が通過か。ただし、順位はどうなるかまだわからない。
 
なんて、いろいろと考えていたら、メキシコがカナダに勝った模様。アメリカが勝っても負けても、POOL Cは1位メキシコ、2位アメリカが確定した。
 
POOL Dは、ベネズエラが3連勝で1次ラウンド通過決定。最終戦イスラエル戦も勝ったので、1位通過が決定した。
2位は、2勝1敗どうしで、ドミニカ共和国プエルトリコが並び、最終戦で激突する。こちらは勝ったほうが(ほぼ間違いなく)2位通過となるだろう。
こちらも混戦だが、勝ち上がり条件はシンプルでわかりやすい。
 
さて、ここで日本の話に戻って、準々決勝ラウンドのイタリア戦はさすがに突破するとして、となると、次は準決勝で、POOL Cの1位とPOOL Dの2位と対戦することになる。
POOL Cの1位はメキシコ、POOL Dの2位はドミニカ共和国プエルトリコのいずれか、の対戦の勝者と準決勝を戦うことになる。
アメリカが順当に勝ち上がってくるのかと思っていたがどうもそんなに簡単ではなさそうなので、ちょっと注目してみてみたいと思う。
 
もう1つの準決勝で、勝ち上がりを決めたキューバと対戦するのは、POOL Dの1位とPOOL Cの2位の勝者だが、おそらくベネズエラが上がってくるのではないだろうか。
 
WBCもベスト8が出揃い、ここからは1発勝負のトーナメント戦になるが、注目して見ていきたいと思う。
 
ということで、1次ラウンドは(POOL B以外は)混戦だった、という話でした。
 
以下訂正
上記、アメリカは最終戦の前に2位通過が決定したとあるが、これは間違い。
アメリカが負けた場合、アメリカ、カナダ、コロンビアが同率で並び、「同率チームとの対戦成績」も同じなので、失点率で2位通過が決まるはずだったが、アメリカがコロンビアに勝ったため、2位通過となった。