【WBC】準決勝日本対メキシコ雑感

WBCもいよいよ大詰め、準決勝を迎えた。
日本対メキシコは、21日の祝日の午前8時試合開始。
ただ、うちの会社は出勤日。試合にあわせるように会議も設定されていたので、中継も見ることができなかった。
 
会議が終わって、ウェブを見ると、4対5の日本ビハインドで9回裏の攻撃を迎えていた。
Amazon Primeに入っているので、パソコンで中継を見ると、大谷が2塁打でセカンドベース上でチームを鼓舞している姿が映った。
その後、吉田が四球で出塁。ノーアウト1,2塁のチャンスで村上をバッターボックスに迎えた。
 
結果はご存知のとおり、村上はセンターオーバーのヒット。1塁代走に周東を送っていたのも地味に効いて、日本はサヨナラ勝ちとなった。
仮にここで凡退したら、村上を起用し続けた、もしくは打順をもっと下げなかった栗山監督は大きなバッシングを受けただろうと思ったりした。
 
試合展開については、きちんと試合を見ていないので何とも言えないが、スコアを確認する限りは面白い試合だったのは間違いなさそうである。
日本はこれまで1次ラウンド、準々決勝含めて、ワンサイドゲームだったので、勝っても負けてもこの試合は見たかったなと思ったりもした。
 
さて、スコアを見て思ったことをちょっと書き残しておこうと思う。
 
・先発の佐々木はいいとして、2番手に山本を出したのには疑問。スタンバイさせておいて、出さなくていい展開だったら、決勝の先発ということだったのだろうか。それだったら、山本先発で良かったのではと思ったりする。佐々木もいい投手だろうが、実績から言えば山本の方が上。信頼できるほうを先に出して、山本を準決勝で先発、佐々木は決勝で良かったと思う。
 
・村上は最後打ったので言いにくいが、やはり打順は下げるべきではなかったか。前の4打席凡退で、ここも正直打つとは思わなかった。役者が違うと言えばそれまでだが、勝つ確率を上げるためには打順はもっと下げるべきだったと思うし、準々決勝もしくは1次ラウンド後半で試しておくべきだったと今でも思う。打順が違っていればここまで苦戦しなかった可能性もある。こればかりは何を言っても聞き入れられないだろうけど。
 
さて、これで決勝は日本対アメリカ。
組み合わせ自体は順当に見えるが、本当に順当にアメリカが上がってくれば、準決勝で日本で当たっていたはず。そう考えると、混戦の中いろいろあってこの組み合わせになったということだろう。
 
勝戦は祝日ではないので視聴率自体は下がるだろうが、こっそりAmazon Primeで見る人も多いのではないだろうか。
今回のWBCでは、サッカーワールドカップのAbemaTVのように、ネットの躍進はなかったと言われているようだが、最後の最後で視聴者数は伸びるかもしれない。
 
ということで、準決勝はかなり盛り上がったんだろうな、という話でした。