SNSに掲載する子どもの写真問題

数年前から年賀状を出すのをやめて、その代わりにFacebookで新年の挨拶を投稿をしている。

そこでは、近況報告や今年の目標なんかを書いているのだが、加えて、子どもの写真を掲載するようにしている。年賀状では、子ども写真入りのものを送っていたので、それと同じようなものとしてアップをしている。

 
このFacebookでの新年挨拶、文章を書くのはそんなに苦でもないし、時間もかからないのだが、毎年子どもの写真を探すのに思いの外時間がかかってしまう。
なぜ時間がかかってしまうかというと、SNSに掲載するのにいい写真がなかなか見つからないから。
 
普段から、スマホで子どもたちの写真はよく撮るので、枚数自体はかなりある。逆に枚数が多すぎて、そこから選ぶのがめんどうくさいという面もあるのだが、たくさんあるのにも関わらず掲載にふさわしい写真がないのである。
 
こういった(不特定とは言わないが)特定多数が見るのにふさわしい、子どもの写真の条件(うちの場合は子どもが二人なので、その二人がきちんと写っている写真の条件)を考えてみた。このすべてにあてはまるものが掲載となるが、この条件をすべてクリアうするのはかなり難しい。
 
・二人が写っている→これが意外に少なく、片方だけの写真のほうが圧倒的に多い
・二人の顔がよくわかる→引いた構図の写真はあるのだが、顔がよくわかるものが意外と少ない
・二人ともカメラのほう見ている→片方はカメラ目線だが、もう片方はあさっての方向を向いているものがほとんど
・二人ともかわいく写っている→ここまでくるとむしろ奇跡的で、そろっていい顔の写真は皆無
 
加えて、以下の条件もある。
・家の外での写真→家の中だと洗濯物や散らかり具合がわかってしまいNG
 
たくさん写真を撮っていれば、SNSに掲載するのにいい写真もいくつかはあると思っていたが、その条件をクリアするのはかなり難しいということに気づいたので、今年は来年のFacebookでの新年の挨拶用に、外出時には子ども二人がバッチリ写っている写真を撮ることを心がけたい、と思った次第である。
 
 
と、ここまで書いてハッとした。なんで二人がいっしょに写っている写真にこだわっているのだろう、と。
Facebookでの投稿なので、複数枚アップしても問題ないわけで、それであれば子どもが一人ずつ写っているものでも問題ないはずである。
おそらく(というかほぼ間違いなく)、年賀状の写真と同じイメージをもっていたのだろう。年賀状であれば、掲載できる写真が限られているため、二人がバッチリ写っている写真でないといけないが、Facebookであれば、その問題が起こらないことに気づいていなかった。
 
ということで、改めて、来年は娘と息子それぞれのベストショット掲載しようと思った、という話でした。