散歩の効用

最近、散歩にハマっている。
直接の原因は、歩いて稼げる「STEPN」というアプリでのおかげで、積極的に歩く習慣ができている。
稼げると言っても仮想通貨やNFTの価格に依存するので、本当に稼げるかと言えば、現状そうではないのだが、ゲームを楽しむと観点で散歩が習慣化できているのはいいことだと思っている。
最近は朝早く起きて散歩することが多いのだが、継続していきたいと考えている。
 
さて、実際によく歩くようになって、散歩にはいくつかの効用があることに気づいた。
ざっと思いつくところを3つ挙げてみたいと思う。
 
1つめは、ながらで耳学習ができること。
私はVoicyやAudiobookといった、音声サービスをよく使う。前者はインターネットラジオサービス、後者は書籍のオーディオサービスだが、こういったサービスを散歩のときに活用している。
ランニングやドライブのときにも活用しているが、もちろん歩いているときも活用可能で、ただ歩くだけではなく、本を聴いたり、情報を収集したりできる。
これまでも散歩するときには活用してきたのだが、今後もこういった音声サービスを積極的に使っていきたいと思っている。
 
2つめは、思考の整理ができること。
これは考えごとができるということなのだが、椅子に座って考えるよりも頭が回転するような気がしている。
最近、私の身の回りでは公私それぞれでいろいろな問題が発生しているのだが、歩いて考えると頭が整理される。
何かテーマをもって歩き出すと、勝手に頭が回りだすので、考えごとや煮詰まった案件があるときは、積極的に散歩とかけ合わせてみたいと思う。
 
最後3つめは、マインドフルネスを実践できること。
これは歩く場所にもよるのだが、公園など車がいない場所だと、何も考えずに歩くことができることに気づいた。
頭の中を空っぽにして、ただただ歩みと呼吸に集中して歩くと、頭がスッキリする感覚がある。
マインドフルネスや瞑想といったものは、座ってやるのが一般的かと思うが、散歩とかけあわせてもけっこういいのではないかと感じている。
 
こんな感じで、散歩とこれらのいずれかをかけ合わせることで、ただ運動するだけでなく、プラスの効用があると思っている。
1つめの耳からの情報収集はこれまでもやっていて、ワイヤレスイヤホンを持ち歩いて活用してきたのだが、最近2つめと3つめの効用に気づいたことによって、ワイヤレスイヤホンを忘れたり、電池切れになっても問題ないと思えるようになってきた。
さらには、これらに加えて、ゲームを楽しみながら、わずかながらではあるが稼ぐこともできるということで、一粒で三度おいしい状況をつくることができている。
 
これからだんたんと寒くなってくる時期ではあるが、せっかく習慣化できそうなので、継続していきたいと思っている。
 
ということで、散歩はいろいろなこととかけ合わせることができる、という話でした。