台風が秋を連れてきた

先日、日本列島を襲った台風14号
かなりの勢力を保ったままの日本列島縦断であったが、鉄道の計画運休や店舗の休業などもうまく活用したこともあってか、当初の想定よりは被害も少なく済んだ印象である。まだまだ台風シーズンは続くが、大きな被害なく終えたいところである。
 
さて、その台風14号が通過した後の気候は、一気に秋に季節が変わったように思う。台風が秋を連れてきたような様相である。
台風前までは連日熱帯夜に近い日が続いていたが、台風後は20℃台前半を通り越して、20℃を割り込む日も出てきている。
夜20℃を下回ると涼しいではなく、はっきりと寒いと感じるので、窓を開けたまま寝ないように注意しないといけない。
一方、昼はもうしばらくは夏日が続きそうな予報が出ているが、最近は夏日と言っても30℃を超えなければそれほど暑いと感じることもないので、朝晩通じて、過ごしやすい季節になってきたのではないだろうか。
 
また、今日は秋分の日で、昼と夜の時間が同じ日だが、ずいぶんは日は短くなった印象がある。
ここからは名実ともに昼が短い期間に突入して、秋が深まっていくことになる。
 
今年はこの台風後を秋だとすると、いつごろまでこれが続くのか。
このちょうどいい季節は思っている以上に短く、すぐに冬に様変わりをしてしまう。ちょうどいいと感じるのは人それぞれなのだが、だいたい11月中旬くらいまでが精一杯で、長くても2ヶ月程度と考えておいたほうがいいだろう。
 
昔、日本は四季の国ではなく、夏と冬に二季の国だという文章を見たことがあるが、春と秋はほんと短い。
短いからこそ、これから来るであろう、ちょうどいい季節を意識して楽しみたいなと思った次第である。
 
ということで、台風後一気に秋がやってきた、という話でした。