娘との自由工作が楽しかった件

私の盆休みも終盤、やり残していたのが、娘の自由研究課題。
小学1年生から、夏休みの宿題は盛りだくさんで、いわゆる大物課題も多い。なかでも、図画工作の課題と自由研究課題の2つが重い。図画工作のほうはすでに貯金箱をつくっていたのだが、もう1つの自由研究課題が残っていた。
 
この自由研究課題、1年生の課題は、理科系の自由の研究か、工作系の創作か、どちらを選べるようになっている。
工作好きな娘は迷わず工作系の課題を選択。親である私も手伝いながら、さっそく制作にとりかかることにした。
 
課題は自分の工夫を入れたおもちゃをつくるというもの。
娘としては、どこで見たのかアイデアはあるようで、まずはそれをノートに書いてもらい、おしえてもらうことにした。
すると、牛乳パックの水族館をイメージしているらしく、底から割りばしのような棒を入れて、縦横に動かせるものを作りたいとのこと。
 
そこで、実際の牛乳パックと割りばしを見ながら、ああでもないこうでもないと、二人で議論してアイデアを出していく。
牛乳パックと割りばしを使いながら議論していくと、牛乳パックの大きさでは縦横の移動は難しいんじゃないかということがわかった。そこで、回転させることによって動かすのはどうかとなり、実際にプロトタイプをつくってみようとなった。
 
そこから、実際に泳がせる魚をおりがみで作ってみて、牛乳パックに入れてみるとどうも大きさが合わない。大きさというよりかは形状が四角なので回転させにくいことがわかった。
あれこれ思案しているうちに、その日の昼に食べた(日清の元祖)カップラーメンの容器だったらどうかということに。円柱に近い形の容器なので、回転させるのにちょうどいい。
 
そこで、カップラーメンの容器を洗って底から割りばし入れようと思ったのだが、今度はそこから棒を入れて回すというのはどうにもやりにくい。
何かいい方法はないかと思案していると、六角レンチを底に穴開けて入れて、その上からストローを挿し込めば、上から回転させることができるというアイデアに行き着いた。
さっそく作ってみて、さらにストローのまわりにおりがみの魚を配置させると、うまく回転する。これでどうにか目処がたった。
 
その後も、容器はカップラーメンではなく、透明のプラコップではいいのではというアイデアが出たり、魚をとりつけるのにクリップをはりがね状にのばして使ったらどうかというアイデアが出たりと、娘との議論と創作を通じて、イメージしていたのものが形になっていく楽しさを感じることができた。
 
このお盆休みではプロトタイプまでしかできなかったが、残りの夏休みで完成までこぎつけたいと思う。
 
ということで、娘との自由工作が思いの外楽しかった、という話でした。