新幹線乗車率の定点観測-2022年6月上旬

先日、娘(小学1年生)と息子(1歳9ヶ月)を連れて、日帰りで香川と岡山に行ってきた。
朝早く出て、夜帰ったのは21時過ぎで、なかなかの強行軍だったが、1日で2日分くらい楽しめた感じでちょっとお得な感じもした。
 
さて、今回は車ではなく、新幹線と在来線と使っての移動だったので、毎度おなじみ新幹線の乗車率をメモしておきたいと思う。
 
今回乗った新幹線は、土曜日の午前中の山陽新幹線上りののぞみ。
最寄りの駅についてホームに上がると、その時点で人が多くてビックリ。指定席の予約は直前に行ったのだが、スムーズにできたので、こんなに混んでいるとは思わなかった。
 
新幹線の乗車率自体もかなり高く、見た感じだいたい70~80%くらいだろうか。
いつも書いているが、新幹線の普通車は、1列が3人席と2人席なので5人。
3人席に2人、2人席に1人座っていればこれで60%だが、60%だとけっこう人が多い印象になる。
乗車率が80%となると、2人席が埋まっているということなので、見た感じは定員いっぱいという印象になる。
100%となると、それこそ盆や正月の新幹線といった感じで、ごった返してるという印象になる。
 
ということで、70~80%というのはかなり混んでいる印象で、とくに連休でもない土曜日にこれだけ多くの人が乗っているというのは、(コロナの反動もあるだろうが)かなり元に戻っていると感じたわけである。
 
全国のコロナ新規感染者数を確認すると、下降傾向にあるのは間違いないが、絶対数を見るとまだまだ多い状況である。
一方で、Twitterでフォローしている感染症医のツイートなどを見ると、医療キャパシティが切迫していることなはなく、逆にコロナ病床は空いている状況にあるようである。
これらの状況を総合的に勘案すると、3回目のワクチンが効いていて、オミクロンにおける感染予防効果はそれほど高くないが、重症化予防効果はかなり高いと見ていいのだろう。
今後も追加接種で重症化予防効果が保てるという前提に立つのであれば、変異株の出現にもよるが、コロナも普通の風邪(インフルエンザ程度)になりつつあると考えて良さそうである。
 
一方で、新幹線の乗車率は、一般の人のコロナに対する感覚が反映される指標だと思っているので、こちらももうしばらくチェックを続けてみようと思う。
 
ということで、コロナは明けたと思っている人が、私が思っている以上に多そうだ、という話でした。