新幹線乗車率の定点観測-2022年5月中旬

GWも明けて、連休モードから通常モードに戻りつつあるが、今回は連休明け割りとすぐに出張を組んだ。
連休明けすぐの出張だったので、出るまではちょっとバタバタはしたが、連休の余韻に引っ張られることがなくなるし、気分も変わるので、このタイミングに出張を入れるのも、これこれで悪くないなと感じた。
 
さて、今回も新幹線の出張だったので、毎度おなじみ、新幹線乗車率をメモしておきたいと思う。
 
前回はGWの最中での出張ということで、90%前後の乗車率、体感的にはかなり多いという感じであった。駅も、まさに人がごった返しているという感じで、これまでの鬱憤を晴らすかのような人出であった。
それに対して、今回は平日お昼前後の山陽新幹線上りの新幹線。パッと見ても、乗車率は50%いっていない。
今回乗ったのはさくらの指定席で、のぞみのそれとは異なり、1列が2席+2席の4席で、それが15列程度あるという並びになっている。
簡単に数えてみたが、15列のうち10列くらいが2席に対して1人が座り、5列くらいは2席とも誰も座っていないという感じだったので、やはり30~40%程度といったところだろうか。
 
これは時間帯が中途半端ということが主な要因か。山陽新幹線区間ということもあり、東海道新幹線区間に比べると利用者が少ないということもあるかもしれない。
いつも使用する朝の時間帯ではないので何とも言えないが、コロナが原因で少ないといった感じはしなかった。GW明けすぐに移動を伴うような出張をする人は少ないということだけかと思う。
 
新幹線はこんなでかなり少なかったが、出張先である大阪はそれなりの人の多さであった。新大阪駅大阪駅も多くの人が移動をしているといった印象で、また駅周りの施設にも多く人で賑わっており、徐々にコロナ明けに向けて戻りつつあるように感じた。
 
こんな感じで徐々に平常に戻りつつあるように見えるが、一方でGW明け新規感染者数は増加傾向にある。
これはGWでの検査が遅れているだけなのか、それともGW期間中に活動の制限がなかったことによる増加なのか、そのどちらかはまだよくわからないが、今後平常に戻っていくのか、それともリバウンドしてさらにコロナ禍が続いていくのか、今回の出張ではその分岐点にいるように感じた次第である。
 
ということで、まだまだどっちに転ぶかわからない、という話でした。