1時間の時差

この春、娘が小学校に入学し、生活が大きく変わった。何が変わったかというと、朝の時間。
 
幼稚園のときは、家(マンション)の前までバスが迎えに来てくれていた。その時間が8時半ちょっと前。
下の息子の妊娠・出産・育児の期間と重なったので、基本私がバスまで送る担当だった。
7時半に起きればどうにか間に合うということで、娘が寝ているときはギリギリまで寝かせて、そこから朝ごはん、歯ブラシ、着替えとバタバタしながら準備をして、バスが来る3~4分前に家を出て、バスの送り込んで、それから出社という流れであった。
 
これが小学校に変わると、いきなり時間が早くなる。
8時までには登校しないといけないので、娘の足ではだいたい15分から20分くらいかかることを考慮すると、余裕を見て7時半には家を出ないといけない。そのためには、その1時間前の6時半過ぎには起こして、それから準備して、家を出ている。
 
こんな感じで、我が家の朝の時間は、娘だけでなく、私も(妻も)含めて、幼稚園のときに比べて1時間前倒しに時間が進んでいる。
小学校がはじまる前はきちんと起きられるか、遅刻せずに学校に行けるか、けっこう本気で心配していたのだが、やってみるとどうにかなるもので、順調に進んでいる。
(今のところ、ではあるが)幼稚園のときに比べて、余裕をもって準備を進めることができており、ちょっとだけ娘の成長も感じたりしている。
 
そして、このことは私の生活にも変化があって、具体的には出社時間が約1時間早くなった。これが思いの外、いい影響を及ぼしている。
 
これまでは、ちょっと遅い時間に会社にやってきてバタバタと仕事をはじめていたのだが、出社時間が早まることで心の余裕ができて、ちょっと考えごとをしたり、日記を書いたりと、きちんとスイッチを入れてから1日をスタートすることができるようになった。
 
私としては、実は起きる時間はあまり変わっていなくて、朝に家で時間を使うか、会社で時間を使うかの違いだけなのだが、家にいると娘や息子が早く起きてきたりで自分の時間の確保が難しかった。
毎日早く起きても、自分の時間を確保できるかどうかわからない、というのは意外とストレスだったのだが、娘の起きる時間が早まることで、会社で時間を取れるようになり、バラつきがなくなったというというわけである。
 
そんな副産物もあったので、娘からはいっしょに来なくてはいいと言われているのだが、家を出る時間は娘にあわせて早めにしていこうと思っている次第である。
 
ということで、娘の進学に伴う生活の変化が、私の生活に好影響を与えたという話でした。