頭で理解できないと身体が動かない

今年はスノボをはじめようと思いたち、娘と二人でこれまで2回行ってきた。
最初はうまくいかなくても3回くらいは行ってみてハマるかどうか判断したいと思っていたが、1回目からこれは楽しいとなった。
1回目は私も娘もスノボードをやって、娘は2回目はスキーがやりたいと言い出しそちらに転向したのだが、父娘ともどもハマった感はある。
 
ただ、1回目のときははじめてということで、YouTubeで予習もして臨んだので、いわゆる木の葉滑りはできるようになり、ただそれだけを繰り返しているだけで楽しかったのだが、2回目行ったときはとくに予習せずに行ってしまったので、ほとんど上達感なく終えてしまった。
2日目の最後に少し高いコースまでリフトで上がったのだが、娘はスキー初日にもかかわらずどんどん滑っていくのに、父である私は置いていかれるという始末であった。
 
で、3月に入り、スキーのシーズンも終わるということで、最後にもう1回行こうということになった。
そこで、2回目の反省から、3回目は事前にYouTubeを見て、後ろ向きの木の葉滑りとターンの方法を頭に入れ、イメージトレーニングをして臨むことにした。
 
思えば、私は何ごとも頭で理解できないと身体が動かないタイプである。
もともと運動神経がいいのほうではないので、やってすぐできるということはなく、頭の中で動きを分解して、最初に身体のどこが動くのか、その後の順番がどうなるのかを理解して、それからやらないとうまくいかないことが多かった。やることが多い場合は、動きを分解してから、まずはこの部分をやって、それができてから次に移るといった具合に、いっぺんにやるのではなく、小分けにして覚えていくことが多かった。
 
例えば、バスケのレイアップシュートでは、感覚的にすぐにはできなかったので、ボールをつきながら歩幅を調整して、まずは右足・左足の順番でステップを踏むところから理解して、それができるようになってからシュートの練習をしたりした。
他にも、高校の体育祭でやったダンスも感覚では踊れないので、一連の流れを分解して、短いパートで区切った部分の手と足の動きを頭にインプットして、細かく練習することで、どうにか踊れるようになった。
 
こんな感じなので、やはり予習して理屈を頭に入れるのは大事と思い、YouTubeを何度も見て、まずは頭で理屈と動きを理解して、それを実際にスキー場で試してみることにした。
実際、YouTubeを見てみると、わかりやすい動画がいくつも並んでいる。その中でこれはわかりやすいと思った動画を何回も見て、頭に叩き込み、いざ3回目のスキー場へと向かった。
 
実際滑ってみた結果は次回に続く。