昨日のこのブログの記事で、大好きだったウルトラクイズを大人になってから見たら面白くなかったという話を書いた。
自分が大人になったから面白くなくなったのか、それとも時代が変わって企画や演出が古く感じたのか、どちらが原因かついてに考えてみた。
同じように、昔面白かったが、今見てみるとそうでもないとか、ぜんぜん面白くないものはよくある。
私が小学校4年のときの大河ドラマで、夢中になって見たのを覚えている。
年間平均視聴率は大河ドラマ史上最高で、今後この記録が破られることはないだろう。
それまではいわゆる時代劇には興味なく、水戸黄門くらいは見たことはあるくらいで、面白いと思ったことはなかった。
それに対し、この独眼竜政宗はなんのきっかけか最初のころから見始め、原作のコミック版も買って見たくらいである。
毎週欠かさず見て、ここから数年大河ドラマはかかさず見るようになった。
数年前に何かの機会に再放送がされていたので、数話見てみたのだが、とても面白いとは言えなかった。
子役に限らずだが、演技レベルや演出の巧さ、映像技術など、ここ30年でこんなに変わっているんだと思い知らされる。
何も過去の名作をディスっているわけではない。当時は間違いなく面白かったし、当時私が今の年齢だったとしてもこのドラマを見て楽しんでいたと思う。
ただ、今見ても面白いかと問われれば、そうは思わないというだけである。
ただ、テレビなどのコメントやインターネットでの書き込みで、こういった名作ドラマを「今見ても面白い」というのを見ると、本当に今見ているかと思ってしまう。
過去の記憶の補正がかかっており、見てもいないのに、今見ても面白いと勝手に想像しているだけだと思うわけである。
こんな指摘をしたところで大人げないのは承知しているが、リアルで言うと嫌がられるので、ここで書いてみた次第である。
ということで、昔のコンテンツは見直さないほうがいい、という話でした。