日記を読み返すには気力が必要

昨日の記事でも書いたように、最近過去に書いた日記を読み返すということをやっている。
ちょっと前のことでも、細かい部分は忘れていることが多く、読み返すことで自分の毎日に厚みが出ると実感している。
 
しかしである。
思っている以上に、この日記を読み返すという作業は疲れるということに気づいた。
5月は50,000字ほど書いているのだが、これを読み返すにはけっこうな時間がかかるし、それだけでなく気力を使うのである。
 
なぜ、そこまで気力が必要なのか。思いついた理由は2つ。
 
1つは、日記に書く内容が怒りなどの負の感情が多いので、それを読み返すにはエネルギーが必要になってしまうから。
とくにこの5月の1ヶ月は、仕事面でのストレスというか、怒りの感情が湧き上がることが多かった。
それを日記に書いているから、当然のことながら内容も怒りの関するものが多くなるし、文字数も多くなる。
そういった感情を日記に記すことで、自分の気持ちを整理することができているので、それ自体はいいことなのだが、読み返すときは同じように怒りの感情が湧き上がってしまう。
だったらそういった怒りの感情について書かないほうがいいかというと、もちろんそうではないので、読み返すときには自分自身の気力を使ってしまうということを確認した上で、読み始めないといけないということに気づいた。
あまり気楽に読み返してはいけない。
 
もう1つは、読み出すといろいろと考え出してしまうから。
これは怒りの感情に限らず、そのときどきで考えたことを日記にまとめているので、読み返すことでまた自分の頭が回りだしてしまう。
そうやって考えること自体も悪いことではないが、当然のことながらエネルギーは使ってしまう。
だとすると、日記を読み返す行為は、時間と仕事に余裕があるときにやるべきということになる。
忙しいときに読み返すと、混乱してしてしまうのである。
 
前に「気力の弾は1日1個」という話を書いたのだが、日記を読み返すだけでも気力の弾を使ってしまうことがあると認識することができた。
これでは本末転倒なのだが、今のところそのくらいの気力を使わないといけないので、いつ読み返すのかきちんと考えて、気力のコントロールをしていきたいと思った次第である。
 
ということで、他で気力を使わないとできない仕事があるときは、日記を読み返してはいけない、という話でした。