ベランダ読書の季節

GWに読書習慣を取り戻そうということで、その1週間プラスαで計7冊の本を読むことができた。しかし、その後は体調がちょっと悪かったり、旅行に出たりで、1冊も読むことができていなかった。
 
せっかく取り戻しつつある読書習慣。ここで勢いを失わないように、1つ策を講じることにした。
 
べランド読書である。
ベランダ読書とは文字通りベランダで読書するだけのことだが、私の場合、キャンプ用のチェアと小さなテーブル、それにLEDのランタンを用意して、そこで本を読む。
 
去年のコロナ自粛期間中、ベランダでテントを張って寝たりや食事をしたりしたのだが、その一環でベランダで読書したらいいのはないかとはじめて見たのがきっかけだった。
 
ベランダ読書の何がいいかというと、外の空気に触れることができるということと、集中できるということ。
ちょうどいい季節に限られるが、外の空気に触れながらゆっくりするというのは想像以上に贅沢な行為だと感じた。避暑地の別荘にいかなくてもお手軽にそんな気分が味わえる。
また、ベランダであればテレビもないし、基本1人なので本を読むことに集中できる。スマホを持って出れば、そっちに気を取られる危険性はあるが、それが心配であれば持って出なければいい。中に入ったり、ベランダに出たりするのはけっこう面倒なので、お手軽に集中できる環境をつくることができるのである。
 
ベランダ読書をやる上で、確認しておいたほういいのが気温。
私の感覚値では、だいたい20℃前後から25℃くらいまでが最適気温。これを下回り15℃前後だと思っているより寒い。とくに朝晩は寒いので、15℃くらいでやるのであれば暖かい格好が必須。これからの時期は最低気温が15℃を下回ることは少ないので、はじめるにはちょうどいいタイミングかと思う。
逆に25℃を超えると暑くてゆっくりできない。熱帯夜だと蒸し風呂で本を読む感じになってしまう。涼しい室内との交代浴でも楽しみたいのであればそれもいいが、基本熱帯夜ではオススメしない。
 
こんな感じで適温の範囲が思ったよりも狭いので、ベランダ読書の季節も限られてしまう。5月の中旬くらいから、7月の梅雨が明けて下旬くらいまでで、正味2ヶ月ちょっとくらいしかいない。秋も最近は9月はかなり暑いので、最適な気温になるのは9月末くらいから11月中旬くらいだろうか。
ベランダ読書が快適な季節は短いので、その間存分に楽しみたいと思う。
 
ということで、日本という国は思っているよりも春と秋が短い、という話でした。