順列的項目の3つのパターン

昨日の記事で、いわゆる「やることリスト」をつくってこなすような雑事においても、順番を気にしなくていいものと、順番を気にしないといけないものがあるということについて書いた。
ただやることをリスト化しただけでは、やる段階になってどれから手をつけていいかわからなくなるので、ある程度順番意識しないといけない。
 
今回は、順番を意識したほうがいい順列的な項目について、いくつかパターンに分けることができるので、昨日の記事の私の朝の雑事を例に、説明をしてみたいと思う。
 
以下が、昨日の記事で書いた、朝の雑事の例。
私は毎日朝風呂に入るので、まず追い焚きのスイッチを押す。
できれば風呂に入っている間に娘が朝ごはんを食べててくれるといいので、朝食の準備をする(といっても、コンフレークを準備するとかそんな程度)。
娘の朝食を準備して、風呂ができるのを待つのだが、その間できることは、(私が)朝食を食べる、歯をみがく、ひげを剃る、花粉症の薬を飲む、あたりが候補になる。
どれからやっても良さそうではあるが、歯をみがくのは朝食後のほうがいいし、薬は一応食後となっているので、まずは朝食が先だなとなる。
そこで私の朝食を準備しようとすると、今度は今日はゴミ出しの日だと気づく。
玄関前に7時半までに出しておけば取りに来てくれるので、朝食の準備をおいて、先に済ませておこうとゴミ出しをする。
ゴミを出してホッと一息、朝食の準備に戻ろうと思うのだが、ゴミを出すとゴミ袋がなくなるので、それをセットしようかどうか悩む。
時間もないので、妻にやっておいてもらえばいいかと一瞬思うが、やはりここはやっておいたほうが妻の機嫌もいいだろうと、ゴミ袋をゴミ箱にセットする。
と、こんな感じでいつまで経っても朝食にありつけない。
 

 

順番を意識しなければならない順列的な項目について、以下の3つのパターンがある。

 
1つ目のパターンは、先にある項目やっておかないと、次の項目に移れないといったもの。
私の朝の例で言うと、ごはんを食べてから歯をみがくとか、ごはんを食べてから薬を飲む、というのがこれにあたる。
今あるゴミ袋を出してからでないと、新しいゴミ袋をセットできないので、これも順番が決まっている。
こういったものは先にやっておく必要がある。
 
2つ目のパターンは、自分でやる必要はないのだが、時間がかかるので先にやっておいたほういいというもの。
朝の例で言うと、風呂の追い焚きのスイッチを押すという行為がこれにあたる。
機械などが自動でやってくれるものだけでなく、誰か他の人に任せるといったこともこれに該当する。
 
3つ目のパターンは、締切があるもの。
朝の例だと、ゴミを7時半までに出さないといけないというのがこれにあたる。
 
 
これらは、3つのパターンは、もちろん雑事だけでなく、仕事に共通して言えることである。
やることをリスト化するだけでなく、この3つのパターンを意識して、それぞれの項目を眺め、仕事の順番を考えてから、作業に取り掛かることで、生産性が改善できることも多いのではないだろうか。
私はキャンプのときに、設営・撤収に時間がかかりすぎるので、次の行くときに実践してみたい思う。
 
ということで、動き出す前にちょっと考えてからスタートしたほうがいい、という話でした。